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500円玉貯金を盗んだ夫を問い詰めたら 「こづかいが少なすぎる!」と逆ギレされて…

 硬貨1枚なら小額でも貯まれば大きなお金となる小銭貯金。最近はキャッシュレスが進み、ひと昔のようにどの家庭でも行われているわけではありませんが、それでも単位が大きい500円玉貯金はまだやっている方が多いようです。 500円貯金 しかし、こうした家庭内貯金の場合、バレないようにお金をこっそり抜き取る人も少なくありません。

ペットボトルの500円玉がなかなか増えないことに違和感

 結婚後、500円玉貯金を続けている土本由美さん(仮名・36歳/派遣社員)も貯金がなかなか増えないことに違和感を覚えたとか。 「我が家では2リットルのペットボトルに投入口を作って500円玉貯金をしていたので、どのくらい貯まっているか一目でわかるようになっているんです。それなのにちょうど半分くらい貯まったところからいっこうに増えないんです。ほぼ毎日貯金していたのに明らかにおかしいじゃないですか。  ウチは3人家族ですが子供はまだ幼稚園ですし、まだ自分で買い物をした経験すらないこの子がくすねている可能性はまずありません。そうなると犯人は夫しかいません。  でも、言い訳ばかりする人で基本的に自分の非は認めようとしない。だから、決定的な証拠を掴み、言い逃れできないにしてやろうと思ったんです」 ミントグリーンのキッチンスケール とはいえ、監視用の小型カメラを購入する余裕もないため、決定的証拠を動画で抑えるのは断念。そこで一時的に貯金するのを中断し、料理用に使っていたキッチンスケール(調理用はかり)で500円玉が入ったペットボトル貯金箱の重さを毎日チェック。それを写メで記録していたそうです。 「0.1グラム単位で表示されるため、硬貨1枚の増減もわかるからです。この方法が頭に浮かんだときは私って天才じゃん!と思ったりして、途中からは夫をギャフンと言わすことを楽しみにしながら証拠を集めていました(笑)」  ただし、結果的にそこまで念入りにする必要はなかったといいます。

罰として夫に小遣いの一時減額を伝えたら猛反発

500円ドロボー「調査開始初日と1か月後ではパッと見でわかるほど500円玉の量が減っていたからです。そこで次の週末の夜、夫に証拠を突き付けたんです。  でも、『あなたペットボトルから500円玉くすねてるでしょ』と言ったとたん、座っていたソファーの上で土下座。『ご、ごめん、ほんの出来心なんだ……』と謝られました。あっさり認めちゃったので拍子抜けしましたけど、その態度が逆にイラッと来ちゃって」  旦那さんは廃棄予定だった薄いプラスチック製の板の切れ端を会社から持ち帰り、ペットボトル貯金の投入口に差し込めるサイズに加工してお金を抜き取っていたと手口を告白。しかも、5回にわたり総額3万円近く盗んでいたことが明らかに。  さすがに笑って許すこともできず、2か月間お小遣いを月5000円に減額すると言い渡します。  ところが、旦那さんはこの処分に「悪いのは俺だけど、そもそも月の小遣い2万円は少なすぎる! それなのに月5000円なんて横暴だ!」と猛反発。それ以来、口を利いてくれなくなったといいます。
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周りから鬼嫁扱いされて…
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