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無神経すぎ…生理に対して理解のない夫が驚きの発言

 生理にまつわる症状で一度も悩んだことがない、という女性は、まず存在しないもの。中でも、生理痛に悩まされている女性は多いのではないでしょうか。
生理痛の女性

写真はイメージです(以下、同じ)

 女性体調管理アプリなどで知られる「ルナルナ」が行った調査(※)で、「生理痛を感じることはありますか。また、ある場合はどの程度の痛みですか」との質問に対して、「生理痛を感じたことはない」と回答したのは全体のわずか5.4%。9割以上の女性が大なり小なり生理痛を抱えていることが分かりました。  今回は、そんな多くの女性が悩まされている生理痛にまつわるエピソードを聞きました。 ※2018年2月に「ルナルナ」と、婦人科系疾患の予防啓発活動を行う一般社団法人シンクパールと共同で、10~50代の女性1慢人を対象に行った健康に関する意識調査

同性でも理解してくれるとは限らない

「私は昔から生理痛が重たく、鎮痛剤を服用しても、ときには起き上がることができないほどの痛みに襲われます。高校生の頃、女の先生が診察してくれる婦人科に母と行ったんです。エコーで子宮と卵巣を診てもらうと、『何も異常ないから、ピルしかないんじゃない? 生理痛は誰にでもあるものだし』と、冷たく言われて、ピルを処方されました。  ただ、私にはそのピルは合わず、吐き気などの副作用が起きてしまって。おまけに、高校の友人にピルの服用について、悪意のある形で言いふらされたんです。高校は女子校で、同性でもこんなに理解がないものかと、悲しかったです。ピルの服用をやめて、ほかの病院にも行きましたが、体質だから仕方ないと言われてしまいました。結局、生理痛への対策法は見つからないままです」(20代・営業)  先日、生理痛の緩和の目的でピルを服用している女子高生が、保健の授業でピルに対する教員の無理解に傷つき、「ピルは避妊目的だけじゃない」といった内容のツイートをして反響を呼びました。生理に知識がありそうな医者や教員、ときには同性からも理解を得られない生理痛……。一般的な男性の認識がどの程度のものか、想像にかたくありませんね。

「子宮とっちゃえば?」にあぜん…

「私は産後に生理が再開すると、以前よりも生理痛がひどくなってしまって。家事・育児がちゃんとできない日もありました。謝る私に、『女性は大変だよね』と夫はやさしく言ってくれて、とても感謝していたのですが……。 生理痛の女性と理解のない旦那 ある日、『そんなに痛いなら、子宮とっちゃえば? もう子どもいるんだし、別にいらないよね?』と言ってきたんです。しかも、本人はいいことを言っているつもりのようでした。これには言葉を失いましたね。その後は生理痛がひどい日でも、夫には見破られないように気をつけています」(30代・専業主婦)  男性の生理に対する知識のなさ、からかいなどに悩まされたという女性の意見は複数ありました。もちろん、男性だからといって必ずしも生理に無理解だとは限りません。ただ、一見妻の生理痛に理解がある夫が、「子宮とっちゃえば?」と発言をしたことにはおもわず驚愕です。
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生理が辛い日の先輩の気づかいに感動
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