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航空会社、女の上下関係「新人を泣かせて青鬼と呼ばれてました」

 こんにちは。ライターの高木沙織です。  かつてグラホ(グランドホステスの略、現在のグランドスタッフ)として6年間勤務していた私。みなさんも空港で接する、航空会社の地上職員です。
グランドスタッフの裏話 VOL10

写真はイメージです(以下同)

 まずは、前回のおさらいから。入れ替わりが激しいエアライン業界で、なんと入社2ヶ月にして新人教育を任されます。新人を育てたい気持ちと、自分のペースで仕事が進められないもどかしさにストレスを感じるように。そして、いつの間にか「青鬼」なんていうあだ名までつけられていたこともチラッとお話しましたよね。 【第9話】⇒人手不足の航空会社で働く女性。入社2ヶ月で任された衝撃の仕事とは…  さて、今回は記念すべき(?)第10話。なぜ「青鬼」と呼ばれるようになったのか、一日一怒り、いや三怒りは当たり前だった頃のお話しをしていきましょう。

泣いた新人に厳しい一言

泣いた新人に厳しい一言 私が新人教育をする=厳しい。教育を受けている新人さんだけでなく、それをまわりで見ていた先輩や同期、ほかの後輩はそう思っていたそうです。  何がいけないって、私が私のペースで教育をしたこと。キッチリしないと気が済まない性分の私にとって、予習・復習をして備えるのは普通のこと。「ここまではわかっていて当たり前」という考えを持ちながら指導をしていました。でも、それって私都合で私の勝手な常識。自分が新人のときに出来ていたことは、みんなが出来ることだと疑いもしなかったのです。  新人さんの性格や個性に合わせた指導も出来ていなかった。注意されても頑張れる子もいれば、そうでない子ももちろんいて、涙させてしまうこともしばしば。 「泣くならしゃがんでお客様から見えないようにして」なんて、冷たいことも言っていました。今だったらアウト? でしょうか。

繁忙期はイライラMAX

 またこれが繁忙期だったりすると、業務の忙しさに新人教育がプラスされてイライラが大きくなってしまいます。新人さんに任せるより、自分でやった方が早いから。  ロッカーから、「もう、新人の代わりに私が走らされるって何なの!」「今日も休憩が取れなかったー」「OJTしばらくナシにしてくれないかな」なんて話しが耳に入ってくるのは日常茶飯事で、それまでは聞く側だった私もいつしかネガティブな言葉が口をついて出るようになっていました。  しかもそれ、多分新人さんにも聞こえていた! 自分が先輩にされて嫌だったこと、怖かったことをするようになっていたのです。
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感覚が麻痺していく社員たち
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