恋や仕事をリセットしたい…神社の「人形流し」で穢れを落としてみた
恋も仕事も捨ててリセットするドラマ『凪のお暇』が話題ですね。主人公の凪ちゃん(黒木華)のようにすべてをリセットすることはできないけれど、「何かを変えたい」と心が動く時ってありますよね。
そんな時、私は開運スポットに出かけることが多いのですが、先日訪ねたのが東京・府中にある大國魂(おおくにたま)神社。穢(けが)れ落としも行ってきたので、リポートしたいと思います。
大國魂神社は「武蔵国の守り神」として祀られた神社で、1900年もの歴史があるそう。武蔵の国は、東京と埼玉・神奈川の一部のことで、この地域全体の総社、つまり主要神社の神々を全て集めて祀る神社が大國魂神社だったということです。
神社には、京王線の府中駅またはJR南武線の府中本町から行きます。私は府中には初めて出かけたのですが、府中駅を降り立つとケヤキ並木が続いていて、その素敵さにまずは感動しました。
このケヤキ並木は、「馬場大門欅(けやき)並木」と呼ばれているもので、ケヤキ並木としては唯一、国から天然記念物に指定されているのだそう。
源頼義・義家父子が寄進した苗木が始まりだと言うので、歴史もかなり古いです。それだけにとても立派な木がそこかしこにあって、ここを歩くだけで気分はすでに癒されるほどでした。
並木道を3~4分ほど歩くと、すぐに神社が現れました。立派です! 以前出かけた出雲大社の登場の感じと似ていると思ったのですが、ともにゆったりとした空気が流れていて、「悠久」という言葉が思い浮かぶ懐深い雰囲気です。
大鳥居をくぐって境内に入ると、戦没碑やふるさと歴史館、左には相撲場まであり、神社の歴史を感じました。
神社で祀られているのは、出雲の大国主神と同神の「大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)」でした。それを知って、「出雲の大国主神と同じ神様を祀っているから出雲大社に似ていると感じたのかなあ」と個人的には思いました。
もしくは同時代にできたからかもしれませんが。縁結びや、厄除け・厄払いの神として有名な神様のようです。そんなに混んでなかったので、ゆっくりとお参りできました。
1900年の歴史ある神社
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