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不倫の恋で駆け落ちした2人…ただの不倫では収まらない衝動に駆られたワケは?

“禁断の恋に落ちたふたりが手に手をとりあって駆け落ち”と聞くと、映画や小説だけの世界のようですが、現実でも近いことは起きているようです。  最近も、覚せい剤取締法違反罪で起訴された男が保釈された後に、身元引受人の女性と逃走する事件が発生しました。7月10日の宇都宮地裁の初公判に出廷しなかった男は、その後8月5日になって宮城県内で確保されました。  男女関係や不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さんがレポートします。(以下、亀山さんの寄稿)
手を繋ぐ男女

写真はイメージです(以下同)

後先考えずに、女が走り出すとき

 覚醒剤取締法違反(使用・所持)の罪で起訴されたあと、保釈中に交際相手である人妻とともに逃走、所在が不明になっていた男が5日、逮捕された。女性も一緒だったという。  この話、非常に興味深いのだ。保釈金を融通(ゆうづう)したのも彼女で、夫ではない別の男に「離婚するためには200万円が必要」と言って出させたらしい。そして保釈された男は、この夫婦の家に同居。男と彼女は二階に陣取り、彼女の夫が上がってこないようバリケードを張っていたとか。そして一週間ほどしてふたりして逃走してしまったのだ。  逃走されてもなお、夫は妻の健康を心配していたというから、夫、保釈金を出してくれた男、そして逃亡犯の3人を手玉にとっていた魔性の女とでもいえるのだろうか。  それにしても安定した家庭がありながら、保釈された男性と逃げるとは身の破滅に近い行動である。好きな男のために後先顧みずに動き出してしまう女性は、いったい何を考えているのだろうか。

安定より衝動を求めることがある

「話は全然違いますが、安定を捨てて衝動に走るという意味では、女性の気持ちがわかるような気がします」  そう言うのは、会社員のアヤカさん(38歳)。婚約者がいた29歳のころ、とある男性と再会した。 「高校時代につきあってたT君でした。彼は悪い仲間とつるんでケンカや窃盗で警察につかまり、少年院に行ってしまったんです。卒業後は何をしているかまったくわからなかった。でも私にはやさしい人だった。彼も私もひとり親家庭で、しかも母親が家に男を連れ込むような環境だったので、お互いにわかりあえたんだと思う」 高校 アヤカさんは就職したあと、大学の二部に通い、仕事と学業を両立させた。大学資格を得て職場でも昇進、さらに一生懸命に仕事をして昇進した。 「職場恋愛で結婚も決まっていたとき、夜の繁華街でばったりT君に会ったんです。そのままふたりで飲みに行きました。彼は親代わりになってくれるすばらしい社長さんに出会って、まじめに建設現場で働いているって。結婚して子どももいるんだと写真を見せてくれました」  そのまま別れていれば何の問題もなかった。だが、アヤカさんは気持ちも体も「男らしい」T君に、もう一度会いたくてたまらなくなった。 「自分から連絡して、また飲みに行こうよと誘ったんです。彼は正直に『給料、高くないからさ、小遣いがないんだよ』って。私が出すからって無理やり連れ出して」  そのあたりから彼女の心の歯車がおかしくなっていった。
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衝動的に駆け落ちして
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