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まさに現代版シンデレラ。人気モデルの極貧だった少女時代と今

 貧しかった少女時代、路上で野菜を売っていたときにスカウトされ、スーパーモデルまで上り詰めたナタリア・ヴォディアノヴァ。壮絶な過去を抱えながらも、モデルとして大成功し、富豪の御曹司たちから愛されたナタリアはまさしく「現代のシンデレラ」。  5人の子どもたちのママになっても第一線で輝き続けるナタリアが今、感じていることとは? そして今回、自分と同じモデルという道を歩き始めたイケメン息子についても語っている。
ナタリア・ヴォディアノヴァ

ナタリア・ヴォディアノヴァ

 1982年2月、旧ソビエト連邦ゴーリキー市(現ロシア連邦ニジニ・ノヴゴロド市)で生まれたナタリア。幼いころに父が家を出てしまい、貧しい母子家庭で育った。  母は障害を持って生まれた妹の看病もしていたため、ナタリアは学校に行かずに、屋台で果物を売って家族の生活を支えた。そんなある日、母親と果物を売っているときにスカウトされ、モデル活動を始めることを決意。  当時15歳だったナタリアは、ロシア語しか話せなかったが、猛勉強して3か月で英語をマスターし、フランスのパリへと活動の拠点を移す。17歳で大手モデルエージェンシーと契約を果たし、2001年春夏コレクションでランウェイデビュー。ルイ・ヴィトンをはじめ、数々の高級ブランドの顔として活躍し、2004年にはカルバン・クラインと独占契約。米誌『フォーブス』による「モデル所得番付」で上位の常連になるなど、またたく間にトップモデルとなった。

20歳を前に資産家の御曹司と結婚。その直後に生まれた長男が……

 モデルとして大活躍していた2001年、英国貴族でイギリス有数の資産家の御曹司であるジャスティン・ポートマンと電撃結婚したナタリア。その直後に長男ルーカスを出産した。  そのとき生まれたルーカスもすっかり成長し、いまでは17歳のイケメン少年に。そして、つい最近モデルデビューも果たした。バルマンのメンズウェアのショーで先日、ランウェイデビューを果たした息子、ルーカスのことを心配していたというナタリア。サンデー・タイムズ紙のスタイル誌にこう話している。 「これは予想していなかったわね。彼は真面目なんだけど、話があるって言って来たのよ」 「(イェール大学へ)進学する前に、楽しくてクリエイティヴなことをしたいって言って来たの。人生のちょっとした回り道ね。私も色々と指摘したんだけど、全て言いくるめられちゃったわ!」
 ナタリアは、息子にランウェイの歩き方の助言もしたそうだ。 「友達と会うために道を急いで歩いている、それぐらい普通の状態を想像しなさいって言ったの。服を見せようと思って歩いたら最悪な結果になるってね」  ジャスティンとの間には、ルーカスの他に2人の子供を授かっているナタリア。実は、出産後数週間で体形を元に戻し、ランウェイに復活したというのは有名な話だ。  私生活も仕事も順調だったナタリアだが、ジャスティンとは2011年に離婚した。

現在のパートナーも超大物。5人の子を持つ現役ママモデルに

 最初の結婚にピリオドを打った後には、アントワーヌ・アルノーと交際を始めたナタリア。アントワーヌもまた超ビッグな人物で、高級ブランドの世界最大手、仏モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)グループ会長兼CEO、ベルナール・アルノーの御曹司だ。  ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、フェンディなど60もの高級ブランドを傘下に置くLVMHグループ。アントワーヌは、その巨大グループのトップの息子であり、自身もLVMH傘下の高級紳士靴ブランド、ベルルッティのCEOを務める。
 2014年には、アルノー氏との間にさずかった第4子を、2016年には第5子を出産したナタリア。元夫との子供を含め5人の子供のママとなったいまでも、現役で活躍を続けるママモデルは、業界の変化をこう指摘している。 「今の女の子達は、素晴らしく健康でスポーティー。若い世代の子達はそんなに出かけないし、お酒も飲まないしタバコも吸わない子も沢山いる。彼女達は、自分が何が欲しいかしっかり分かっているわ」  スーパーモデルのキャリアを築き上げる為に努力を重ねてきたナタリアは、モデル業は簡単なものではないと続ける。 「例えば、何百万ものフォロワーがいるインフルエンサーとか、ファッションやビューティー界の上辺だけを見て判断する若い子達がいるけど、その裏でどれほど努力しているか彼らは知らない。きっちり努力を重ねないと実現は無理。でも、次世代は良い価値観を持っているわ」

ロシアW杯閉会式にも登場。「トロフィーの女神」と話題に

 今でも第一線で活躍するナタリアだが、昨年ロシアで開催されたFIFAワールドカップ(W杯)の閉会式に登場したときは、とりわけ大きな注目を集めた。
 W杯閉会式で、元ドイツ代表DFフィリップ・ラームと並び優勝トロフィーを運んだナタリア。ゴールドのドレスを身にまとったその華麗な姿は世界のサッカーファンの視線を集め、各国メディアから「トロフィーの女神」などと大絶賛された。  華やかさで人々を魅了してきた一方、熱心にチャリティー活動にも取り組んできたナタリア。故郷ロシアの子どもたちが安全に遊べる公園や運動場を作る活動に尽力。また、貧困や病気などに苦しむ子供たちを救うことを目的に、2004年には慈善団体「Naked Heart Foundation」を設立。2015年には、募金や寄付をもっと身近にし、チャリティーに参加しやすくするためのアプリ『Elbi』を開発、リリースした。  こうした取り組みでも高く評価されているナタリアは、不遇だった子供時代を思い出し「スカウトされなかったら、きっとホームレスになっていた」と語る。そんな現代版シンデレラのサクセスストーリーは、これからも多くの人々を勇気づけていくことだろう。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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