Gourmet

富士そば“いくら風タピオカ漬け丼”を食べてみた。驚きの食感は?

 立ち食いそば・うどんチェーン店の富士そばで「ミニいくら風たぴおか漬け丼セット かけ/もり」(税込560円)というただならぬ気配を放つメニューが期間限定発売中と聞いてさっそく食べに行ってみました。
「富士そば」新宿三光町店

「富士そば」三光町店

 ちなみに富士そばは店舗ごとにオリジナルメニューがあり、このタピオカメニューは新宿の三光町店限定のようです。

見た目は普通のいくら丼!

 当店のおすすめメニューと書かれた左上の食券を買い店員さんに渡して待つこと数分、「たぴおか丼セットのお客さま~」と店内に響きます。少し恥ずかしいですね。受け取ってってそそくさと席へ戻ります。
「ミニいくら風たぴおか漬け丼セット もり」

「ミニいくら風たぴおか漬け丼セット もり」

 何も知らずに出されたらいくら丼だと思って食べてしまうくらいには、見た目はほぼ完璧にいくら丼に擬態しています。しかしここでがっかりポイントがひとつ。タピオカのサイズです。  タピオカティーに入っている大粒のタピオカを想像していたのですが、出てきたのは中華料理店などでココナッツミルクに入っている小粒のタピオカでした。
小粒サイズのタピオカ。いくらみたいです

小粒サイズのタピオカ。いくらみたいです

 小粒のほうが本物のいくらに近いサイズなのでしょうが、そこは昨今のタピオカブームで活躍している大粒のタピオカで作ってほしかったという身勝手な期待を抱いたばかりにがっかりしてしまいました。

気になる味は…

 まぁ仕方ないと気を取り直し実食します。さぞかし微妙な味・食感だろうと恐る恐る口へ運ぶと、ここでもまた期待はずれというか拍子抜け! 漬けタピオカとほどよく温かい白米が奇跡のコラボレーションを生み出しているではありませんか。
「ミニいくら風たぴおか漬け丼」

「ミニいくら風たぴおか漬け丼」

 モチモチ感の少ない小粒のタピオカとやや水気を多く含んだ白米。両者モチャっとした食感で口の中に入れると違和感はなく、どっちがどっちだかすぐにわからなくなってしまいます。相性はけっこう良いのではないでしょうか。  タピオカの漬け具合もちょうどいい塩加減で、これは“新感覚の醤油ご飯”と言ってもいいかもしれません。上にのった刻み海苔もいい具合に馴染んでいました。  ただ、タピオカティーを飲むとよくカップの底にタピオカだけ残ってしまう筆者。たぴおか漬け丼も先に白米だけ食べてしまい、丼の底に残された小粒の漬けタピオカを箸でちまちまつまんでいきます。
次のページ 
人生で1回くらい食べてみてもいいかも
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ