Beauty

クレンジングシートは肌負担MAX。選ぶならオイル?クリーム?│医師に聞く

 アラフォー肌のケア法について学ぶ本特集。前回に続き今回も、NGケア法を皮膚科医でウォブクリニック中目黒の総院長、高瀬聡子先生に、お話を伺いました(以下、コメントは全て高瀬先生)。
肌に負担をかけないクレンジングについて

写真はイメージです(以下同)

肌にやさしいクレンジングはクリームタイプ

「クレンジング剤の肌への負担は、界面活性剤の含有量で決まります。強から弱に並べると、ローションorシート→オイル→ゲル→乳液→クリームの順。ローションやシートタイプは油分をほぼ含まず、洗浄力が高いぶん刺激になりやすいといわれている界面活性剤の洗浄力のみで落とします。  そうすると天然のバリア機能である皮脂を取りすぎてしまうので、肌荒れにつながる可能性があります。ですから個人的にアラフォー肌には、ローションやシートタイプのクレンジングはお勧めしていません。『拭き取る』という肌を横方向に動かす刺激も、肌に負担がかかるからです。  手軽に使えるので夜、眠気に勝てずメイクを落とす気力すらないときのアイテムとして持っておくのはOK。時間があるときは、できればクリームタイプのクレンジング剤で優しく落としましょう。クレンジングがおざなりだと、肌トラブルを引き起こしやすくなりますが、時間をかけて丁寧にしている人ほど、肌がキレイな人が多いものです」
高瀬聡子先生

高瀬聡子先生

メイクを落とさず寝てしまった翌朝のケア法

 メイクを落とさずに寝るのは美肌の大敵。わかってはいるものの、心身ともに疲労しやすいアラフォー世代がメイクをしたまま寝てしまった翌朝にやるべき応急手当とは。 「メイクを落とさずに寝てしまうことの問題は、メイクの油分や1日をすごして分泌した皮脂が、肌の上で酸化物質に変化しているということです(特に皮脂は天然の油分なので酸化しやすいです)。  酸化した油分は肌への刺激物となり、肌表面の角質が厚くなって、ゴワつきやくすみが発生します。肌内部にもダメージを与え、頻繁に繰り返せばたるみの原因にもなります。  メイクは基本的に肌にとって“異物”。メイクの上には汚れも付着しているため、落とさない=肌が炎症を起こしている、ということです。落とさないで寝ると炎症を引き伸ばすことになるので、炎症を抑える鎮静行為が必要になります。 メイクを落とさず寝てしまった翌朝のケア法 鎮静するためには翌朝、ローションマスク後に、必ず乳液かクリームで化粧水を肌に閉じ込めましょう。黄色人種である日本人の肌は表皮が薄く、潤いを抱え込む力が弱いのが特徴です。潤いを保持する保湿成分がしっかりと入った美容液や、油分で潤い保持力をサポートしてくれる乳液、油分で保湿してくれるクリームが必要不可欠です。  化粧水は角質がすぐ水分で満たされるため、キメが整って肌色を明るく見せる効果が期待できます。メイクを落とさず寝た翌朝は肌が乾燥気味のため肌表面に水分を補給するためには効果的ですが、成分の大半は水。黄色人種に必要な、潤いを保ち続ける保湿成分の含有量は少なめです。  だからこそ『メイクは落としたけれど、ケアする気力がわかない』というときの、究極の1品はクリームを。肌の乾燥を防いでくれるため、ひどい肌トラブルには見舞われないはずです。『化粧水のみで夜ケアは終わり』は、10代までと覚えておいてください」
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「恋をするとキレイになる」は本当だった
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