「老けたくない」を叶える、9秒ヨガ。回数より“負荷のかけ方”が大切
「老けたくないなら、骨盤底筋を鍛えなさい」こんなコピーが目を引く、『超かんたんヨガで若返りが止まらない!』。骨盤底筋という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどの部分なのか知らない方も多いのでは?
本書の著者は、産婦人科医でヨガドクターの高尾美穂さん。まず骨盤底筋とは、「骨盤にある筋肉で、ハンモックのような形をして子宮や膀胱、直腸など、大事な内蔵を支えています」。では、骨盤底筋を鍛えるとどんな変化が起こるのかと言いますと。
・姿勢が改善される、くびれができる
・妊娠、出産期や更年期の尿もれが治る
・美脚が手に入る
・生理痛が軽くなる
・美尻が手に入る
まさに、女性にとっては願ったり叶ったりです。さらにうれしいのが、きつい運動やエクササイズではなく、簡単なヨガでさまざまな不調が改善し、身体が健やかに保てるのです。しかも、ひとつのポーズはたったの9秒。これはもう、チャレンジしない手はないと思いませんか。
骨盤底筋と、骨盤底筋に連携して動く筋肉、『横隔膜』『腹横筋』『多裂筋』、お尻にある『大臀筋』や内ももにある『内転筋群』をトータルで鍛えるヨガは、全部で14種類。「すべてのポーズをまんべんなく実践するのが理想ですが、必ずしもコンプリートを目指さなくてOK」と本書。いきなりハードルを上げず、毎日コツコツ少しずつ、が大切なのですね。
ではさっそく、いくつか紹介していきましょう。まずは、基本のルールから。
1 ポーズの完成形を9秒キープする
2 アプローチ部分と呼吸を意識する
3 3~5種目のポーズを組み合わせて1日5分を目安に
4 毎日続ける
5 無理はしない
「効かせる部分を意識し、そこに息を送るイメージで実践すると力みや痛みが軽減します」とのアドバイス。ラクにできるからこそ、自分の身体に気持ちを集中させたいところ。私もトライしてみましたよ。
※このポーズでは、腹筋群、臀筋群、内転筋群がすべてゆるみ、骨盤底筋を直接刺激しやすくなります。
1 肩幅よりも広めに足を開いて立ち、足の親指を手の人差し指と中指で握る。
2 息を吐きながらひざを伸ばし、骨盤を前傾させる。
※つま先を持ってひざが伸ばせない人は、ひざに手を置いてもOK
この姿勢で9秒キープ!
一見してやさしいポーズではありますが、身体がかたい人にとってはつらいかもしれません。無理をしてしまうと、身体そのものに「つらい、痛い」という記憶が残ってしまう気がするのは私だけでしょうか。いやいや、ストレスはやる気をなくす一番の原因です。くれぐれも無理しないようにしてください。

1日5分で理想のボディ
骨盤底筋と、骨盤底筋に連携して動く筋肉、『横隔膜』『腹横筋』『多裂筋』、お尻にある『大臀筋』や内ももにある『内転筋群』をトータルで鍛えるヨガは、全部で14種類。「すべてのポーズをまんべんなく実践するのが理想ですが、必ずしもコンプリートを目指さなくてOK」と本書。いきなりハードルを上げず、毎日コツコツ少しずつ、が大切なのですね。
ではさっそく、いくつか紹介していきましょう。まずは、基本のルールから。
1 ポーズの完成形を9秒キープする
2 アプローチ部分と呼吸を意識する
3 3~5種目のポーズを組み合わせて1日5分を目安に
4 毎日続ける
5 無理はしない
「効かせる部分を意識し、そこに息を送るイメージで実践すると力みや痛みが軽減します」とのアドバイス。ラクにできるからこそ、自分の身体に気持ちを集中させたいところ。私もトライしてみましたよ。
ピーンと身体を伸ばす「フロッグライズ」
※このポーズでは、腹筋群、臀筋群、内転筋群がすべてゆるみ、骨盤底筋を直接刺激しやすくなります。
1 肩幅よりも広めに足を開いて立ち、足の親指を手の人差し指と中指で握る。


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