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大東駿介が片田舎のNo.2ホストに「ローションまみれの『女の海』に飛び込みました」

 劇団「大人計画」主宰の松尾スズキさんが監督、脚本、主演を務めた、SNSで妻の浮気を知った男の復讐劇を描くR18指定コメディ『108~海馬五郎の復讐と冒険~』が公開になりました。  妻の投稿についた108の「いいね!」と同数の女を抱くというとんでもない復讐を思いついた主人公と出会い、協力していくNo.2ホストの聖矢を演じた大東駿介さん(『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』『いだてん』)に単独取材し、撮影秘話や、役者業への気持ちの変化などを伺いました。

やっちゃいけないことだけをやりきった作品

――想像以上にすごい作品でしたが、大東さんが演じられたNo.2ホストの聖矢もインパクトがありました。オファーのいきさつは? 大東駿介さん(以下、大東)「松尾さんと舞台『もっと泣いてよフラッパー』(2014)でご一緒したときに、『映画を撮ろうと思ってるんだけど、そのときには力を貸してくれ』と言われたんです。僕は松尾さんが大好きですし、『何でもやります!』とお返事していました。結局、その映画は流れてしまったのですが、僕の返事が松尾さんの頭に残っていたらしく、『これ、やってくれる? 何でもやるって言ったよね』と声をかけていただきました」
大東駿介さん

大東駿介さん

――松尾さんのどんなところがお好きですか? 大東「人としても尊敬していますし、松尾さんの描く人間がすごく好きなんです。今って、コンプライアンスに厳しかったり、否定と追及の文化になっていると感じますが、そこから生まれるものってあるのかなと疑問に思うことがあります。  そうしたなか、松尾さんの、特にこの作品なんかは、コンプライアンス的にやっちゃいけないことだけをやりきっている(笑)。そこが凄いですし、一見、なんじゃこりゃという映画のなかに、妙な悲しみがあって胸に痛みが残る。松尾さんの描く人間は本当に魅力的だと思っています」

聖矢は、実はかつらを2つかぶってます

――聖矢のビジュアルが発表された際、「似合ってない」と話題になりました。あの反応は、「しめしめ」だったのでは?
『108~海馬五郎の復讐と冒険~』より

『108~海馬五郎の復讐と冒険~』より

大東「ですね(笑)。片田舎のNo.2ですし、実はカツラを2つ重ねてるんです。とにかく頭を大きくしようということで(笑)」 ――そうだったんですね! 大東「でも、あそこまで『似合わない』と話題になるとは思っていませんでした。松尾さんからは、最初に外見ではなく内面に関するお話をいただきました。『チャラくて適当に生きているけれど、どこか人に絶望していて欲しい。何かを諦めていて欲しい』と。  こうした役だからこそ、その中にある根底の部分から話してくれる松尾さんを信頼しています。そのうえで、見た目はこうだと。まあ、自分としては似合っていようが、似合っていまいが、そこは別にいいんですけどね(苦笑)」
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思い出の場所でローションまみれに!
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『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は全国公開中 オフィシャルサイト


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