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バチェラー3の結末に悲鳴。こんな前代未聞のオチ?!<ネタバレあり>

 皆さん、ご覧になりました? 何ってもちろん、『バチェラー・ジャパン』シーズン3の最終回ですよ!  第一印象から恋していたけれど自分を男としては見てくれなかった岩間恵さんか、徐々に惹かれていき自分を心から愛してくれる水田あゆみさんかの二者択一。考え抜いた末にバチェラーは水田さんと結ばれてめでたしめでたし…で終わった10月25日0時配信の10話のことではございません。その後でまさかのエピローグとして、翌26日0時に配信された「ファイナル」のことです。
『バチェラー・ジャパン』シーズン3より

(左)水田あゆみさん(右)岩間恵さん

 10話のラストで明らかになったバチェラーと水田さんの不穏な空気。どう考えても何らかの波乱が巻き起こるとしか考えられない予告でした。それを見た後、一体全体どういう結末を迎えるのかの予想をしつつ翌週を楽しみに眠りに着いたのですが……。  まさかの、SNSで本人たちの自爆ネタバレが発覚という惨事。そう、バチェラーと真の勝利者である女性が海外旅行をしている写真が一般人に撮影され、ファイナル配信前に拡散されてしまったのです! もうスマホを手に茫然としてしまいましたね。これはハッキリ言ってバチェラーが迂闊(うかつ)。迂闊がすぎる。リアリティーショーにおける最大の禁忌を侵してしまったと言っても過言ではない行動だと思いました。 【以下、ネタバレを含みます】

一連の騒動をサクッとおさらい

 そもそも、今回のバチェラーである友永真也さんは本編の時点でだいぶ番組的には型破りな人ではあったんです。 『バチェラー・ジャパン』シーズン3より デートはゴージャスではあるけれど、いちいち相手の人間性や覚悟を試すような仕掛けが絡んでるし、7話で中川友里さんをローズセレモニーに参加させず強制送還にもビックリだったし、9話では家族の前で「岩間さんがいいと思ってる」とハッキリ宣言しちゃってたし。何より、水田あゆみさんを選んでハッピーエンド……のはずが翌週にファイナル持ち越しってこれまでのバチェラーでは有り得ないでしょ?!  そこに来て、SNSでの大いなるのネタバレですよ。ええ、何となくの予感はしていましたよ。ファイナルの予告でのバチェラーの言動から、水田さんとはダメになったのではないかと。でもしかし、旅行に一緒に行ってるのがあの岩間恵さんという衝撃の事実。結局、最後の最後でフった相手とラブラブになってんじゃねーか!と、何か力がどっと抜けていくのを感じました。  そして26日の深夜0時。翌週に配信予定だった『ファイナル』が急きょ繰り上げで公開されました。結末が見えてしまった以上は完全なる鼻ホジで観るしかねーやと思う反面、どうして何故そんな結末に至ってしまったのかの経緯は確認しておきたい。ワイドショー的根性丸出しで、私は視聴に臨みました。

「どうしても恵のことが忘れられない」

水田あゆみさん

水田あゆみさん

「報告しなければならないことがたくさんある」…バチェラーのそんな言葉が印象的だった『ファイナル』は、まずはバチェラーが中学高校時代を過ごしたフランスのトゥールに水田さんを連れて行くシーンから始まりました。ホストファミリーから大歓迎され、バチェラーの思い出の場所を巡る水田さんはとても幸せそう。「後悔してない」と真剣に告げるバチェラーの瞳に嘘はないように思えました。  が。その1か月後、カメラは神戸へ。バチェラーの自宅で取材班は「水田あゆみさんとお別れしてきました」という報告とともに「どうしても(岩間)恵のことが忘れられない」と……。  観てるこっちだけでなく、恐らくMC陣も、そして戦いに破れてきた女性たちも「はぁ?! なんじゃそりゃ!」ですよ。指原莉乃さんの「私なら即訴えます」という言葉にも大賛同です。でも、水田さん本人が全てを受け入れて「どこかで恵のことを好きなんやろとわかっていた」と呟く姿に、みんな何も言えなくなっていました。恋は所詮、当人同士の問題。本人が納得しているなら、これ以上言えることはないのです。

型破りすぎるバチェラーの弁明とは

『バチェラー・ジャパン』シーズン3より だから「今、恵さんとお付き合いしている」このバチェラーの告白にはもはや驚きはありませんでした。あーそう良かったね……これがその時点での本音の感想です。けれど、さすがにオイオイオイと思ったバチェラーの行動。なんと、水田さんと別れた直後に岩間さんとのお付き合いはスタートしており、水田さんと付き合っている時点から岩間さんに会いに行ってたそうです。  バチェラーは「気持ちの踏ん切りをつけるために」なんて言い訳してましたが、いやいやいやローズ渡さなかった時点でそれは済んでるだろう、と。というか、バチェラーがフった相手と個人的に連絡を取ったってアリなの? さすが型破りバチェラー・友永。いや、ここまで来ると常識破り、掟破りのレベルです。  そして、真実の愛を勝ち取ったチャンピオン・岩間恵さんが登場します。彼女の弁明をよくよく聞いてみれば、結局は好きだったくせに自分自身でセーブをかけてたって話。それこそ「異性として見れない」と告げた夜、カメラが回っていないところでじっくり話をした時に恋心を自覚してしまったのだとか……。  大どんでん返しで恋の敗者として地獄に突き落とされた水田さんは、力なく「らしいと言えば、らしい」と言いながらも「後から気づくのやめて欲しい」と本音をポロリ。最終的には、お2人いつまでも幸せに……というモヤモヤした空気の中で番組は締められていました。

これぞ“台本のない”恋愛リアリティショーの醍醐味

『バチェラー・ジャパン』シーズン3より さて。恋愛リアリティーショーというのは本質的にとても下世話なものだと思います。だから、この番組を娯楽として楽しんでいる時点で、あの2人を「ゲスすぎるだろ」と非難する権利は全く無いのです。だって、視聴者がきっと本当に望んでいたのは、スタート時には予想も付かなかった劇的かつ生々しすぎるこんな展開なんだもの! 筋書きのないガチ中のガチの恋愛で生まれ出る、まさに「人間むきだし」の結末です。  だからこそ、あの2人は自分たちの幸せに浮かれて番組への影響も考えず、意気揚々と堂々と海外旅行に出かけてしまったわけですよね。う~む凄い。ここまで番組のセオリーもルールも無視して楽しそうなのマジでスゴイ。バカップルもここまでいったらお見事と拍手を送りたい。  SNSでのネタバレも含め今回の結末は、バチェラーと恵さんの関係が全くヤラせなしの”真実の恋”である証明をしたとも言えるのではないでしょうか。 (C)2019 Warner Bros.International Television Production Limited.All rights reserved. <文/もちづき千代子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。
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