Fashion

皇后雅子さまのドレスから学ぶ、愛されファッションの極意

 こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。10月22日に執り行われた「即位礼正殿の儀」に続き、「大嘗宮の儀」、「親謁の儀」と皇位継承にまつわる儀式や行事ごとが華々しい令和元年。私たち国民も一生に一度あるかないかの大行事に目が離せませんよね。  さて、そこで皇后雅子さまのスーツの着こなしを紹介した前回に続き今回はドレススタイルについて着目いたしました。ファッションリーダーでもあられる雅子さまのドレス姿はどのようなこだわりがあるのかご紹介いたします。 【雅子さまのスーツファッション】⇒雅子さまに学ぶスーツの着こなし方。実は小物使いの達人

ご成婚直後のご公務では色あざやかなドレスを

ご成婚直後のご公務では色あざやかなドレスを 雅子さまは独身時代、外務省に務めるキャリアウーマンでいらっしゃいました。その名残もあってか、雅子さまの着こなしはいつも都会的な洗練さと上品さと格好良さを感じるものがあります。ご成婚直後のご公務では雅子さまにぴったりの原色を使ったドレスやスーツがよく見受けられました。  1994年11月にハマド宮殿で開催された晩餐会では、赤とゴールドの美しいドレスをお召しになり、話題に。真珠のネックレスに真珠のバッグ、ゴールドのブローチと全体的な統一感もあり、非常に洗練されています。赤のドレスは主張が強いもので着こなし自体が難しいのですが、雅子さまのように品のあるパールや素材の色を統一させるととてもまとまりがよく着こなせるのですね。

最近では控えめで優しい色合いのドレス

最近では控えめで優しい色合いのドレス 一時、体調が芳しくなかった雅子さまですが、皇后となる少し前の時期から体調が回復されてきたご様子。穏やかな雅子さまの笑顔を見られる機会が多くて私たちとしても嬉しいですよね。さて、ご公務に戻られてからの雅子さまはかつての服装とはうって変わって優しげな色合いのドレスを意識して着用されています。  これはご年齢に相応しい色合いを意識されつつ、皇后となられるお立場も相まってのことかなとも考えられます。しかしながら色合いは柔らかくなりつつも、品の良さとファッションセンスは依然変わらずといった印象。  2019年の皇室カレンダーの1枚に映し出された水色のドレスは、控えめなシルエットながら襟元に華やかなドレープデザインが効いていて、なんとも雅子さまらしいスタイルです。インパクトを与える派手な色や柄ではなく、老若男女に受け入れられる柔和さを持ちつつ、ワンポイントでこだわりを見せるスタイルは時代の流れを感じさせない永遠の愛されファッションを作る上で必要不可欠な項目

20年前のドレスを今もなお着こなす美しさ

 前回の雅子さまのスーツファッションでもお伝えしましたが、雅子さまはドレスにおいても同様に30代の頃にお召しになっていた衣装をいまもなお着用しています。それだけお手入れを欠かさずに、作り手の思いのこもったドレスを大切に保管しているという雅子さまの優しさが伺えますね。  体型も30代の頃を維持なさっているようで、もはや雅子さまのスタイルを真似しようと思うこと自体なんだかおこがましいですが……。それでも、ものを大切に扱う姿勢、時代の流行にとらわれず控えめなデザインを選びつつ自分らしさを表現することはぜひ、学び続けていきたいと思う今日この頃です。 <文&イラスト/角 佑宇子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。インスタグラムは@sumi.1105
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