「君といたら福が逃げそう」…ズボラすぎてフラれた女性の後悔
関東の秋の風物詩「酉の市(とりのいち)」をご存知でしょうか?
商売繁盛を願い例年11月の酉の日に鷲神社(おおとりじんじゃ)など鳥にゆかりのある各地の寺社で行われ、縁起物でかざった招福熊手を売る多くの露店がにぎやかに出店します。
北村奈緒美さん(仮名・28歳・派遣社員)は、ここ1年程彼氏がいません。
「周りの友人達も次々に結婚していくので、あせっているんですが…なかなか“この人だ!”と思える男性にめぐり会えなくて」
そんなある日、奈緒美さんに一通のLINEが届きました。
「昨年、元カレやその友人達と酉の市に遊びに行ってみんなでワイワイ熊手を買ったのですが…その時の1人(Yさん・32歳・会社員)からでビックリしましたね」
Yさんから「あいつ(元カレ)と別れたんだってね。よかったら今年は僕と2人で酉の市に行かない?」と誘われてドキッとした奈緒美さん。
「そういえばYさんて、ガッチリ体型のイケメンだったなぁと思い出して…これって運命かもしれないと思いOKの返事をしました(笑)」

そして、久々に2人は再会。その印象は…
「Yさんは相変わらずかっこよかったですね。元カレのサーフィン仲間だったのですが、最近はほとんど会っていないみたいだったのでホッとしました」
とりあえず2人は、昨年購入した熊手を納め所に返納しに行く事に。
「私が納め所で熊手の入った紙袋を出したら、Yさんがそれを見て『あ、一年間ありがとうございました!って書いてある!奈緒美ちゃんて可愛いなぁ』と言ってくれたんですよ』
実は奈緒美さん、キャビネットの上に飾っておいた熊手がいつの間にか無くなっていたので探したら…壁との隙間から裏に落ちているのを発見。あわててキャビネットを動かし熊手を拾ってホコリをはらいました。
「ですが、結構長い間落ちていたみたいで…熊手にカビが生えてしまって。ふいてもとれないし、やっちゃった~!とヘコみました」
しかし、落ち込んでる暇なんかありません。こんなカビの生えた熊手をYさんに見せる訳にはいかないのです。
「そこで考えたのが“紙袋に入れて、一年間ありがとうございます!とこれみよがしに書いてそのまま返納大作戦”です。まんまとYさんが引っかかってくれたので、ピンチをチャンスに変えてやったぞ!と心の中でガッツポーズしていました」
ですが背の高いYさんに「去年どんな熊手買ってたっけ?ちょっと見せて」と言われて、紙袋をとられてしまう奈緒美さん。
「『ちょっと返してよ!』とぴょんぴょんジャンプして取り返そうとしましたが、どうしても手が届かなくて…Yさんに紙袋を開けられてしまったんですよ」
とくに自分で商売をしていなくても縁起をかついで熊手を買う人々は多く、また熊手以外のお酒や食べ物の露店も出るので、当日は秋祭りのように大賑わいです。 そんな酉の市で、トホホな経験をしたという女性に話を聞いてみました。
1年ぶりに知人男性からLINE。酉の市に誘われた
北村奈緒美さん(仮名・28歳・派遣社員)は、ここ1年程彼氏がいません。
「周りの友人達も次々に結婚していくので、あせっているんですが…なかなか“この人だ!”と思える男性にめぐり会えなくて」
そんなある日、奈緒美さんに一通のLINEが届きました。
「昨年、元カレやその友人達と酉の市に遊びに行ってみんなでワイワイ熊手を買ったのですが…その時の1人(Yさん・32歳・会社員)からでビックリしましたね」
Yさんから「あいつ(元カレ)と別れたんだってね。よかったら今年は僕と2人で酉の市に行かない?」と誘われてドキッとした奈緒美さん。
「そういえばYさんて、ガッチリ体型のイケメンだったなぁと思い出して…これって運命かもしれないと思いOKの返事をしました(笑)」

※写真はイメージです
熊手の袋にお礼を書いた裏には恥ずかしいワケあり
そして、久々に2人は再会。その印象は…
「Yさんは相変わらずかっこよかったですね。元カレのサーフィン仲間だったのですが、最近はほとんど会っていないみたいだったのでホッとしました」
とりあえず2人は、昨年購入した熊手を納め所に返納しに行く事に。
「私が納め所で熊手の入った紙袋を出したら、Yさんがそれを見て『あ、一年間ありがとうございました!って書いてある!奈緒美ちゃんて可愛いなぁ』と言ってくれたんですよ』
実は奈緒美さん、キャビネットの上に飾っておいた熊手がいつの間にか無くなっていたので探したら…壁との隙間から裏に落ちているのを発見。あわててキャビネットを動かし熊手を拾ってホコリをはらいました。
「ですが、結構長い間落ちていたみたいで…熊手にカビが生えてしまって。ふいてもとれないし、やっちゃった~!とヘコみました」

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