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結婚式を安くあげるには「申し込む時期」と「直接予約」に注目

 ウエディング専門コンサルタントの長谷川真美です。最近では、「結婚式はしません」というカップルも増えてきていますが、その理由は「お金がかかる」がダントツです※。とはいえ、女性は結婚式に憧れがある人もいるし、家族から「結婚式ぐらいして欲しい」とリクエスト受けることもあるでしょう。冬は、年始に両家両親への挨拶を済ませて、そのまま式場見学へ、なんてカップルが増える時期。少しでも安く結婚式を挙げるためのポイントをいくつかご紹介します。
結婚 カップル 男女

写真はイメージです(以下、同じ)

ギリギリの申し込みであればお得

 旅行では「早期予約割」ですが、結婚式の予約は反対です。たとえば、1年後の結婚式に予約を入れるより、半年後の結婚式に予約を入れる方が安く挙げることができます。結婚資金の面で、1年の期間があるカップルと半年の期間しかないカップルであれば、式場側の対応も変わって来るためです。  極端な例を言えば、式場見学をした日から2~3ヶ月後(業界的に言う「直近」)の結婚式であれば、かなり安く挙げることができます。理由は様々ありますが、この場合は、空いている日程に限りが出てくること。そして、式場側からすると、すぐに数百万単位の売上が立つのはかなりありがたいということが挙げられます。「数ヶ月後なんて、準備できるか心配……」と思うかもしれませんが、全然大丈夫です。結婚式の準備が本格的に忙しくなるのは、式当日から1ヶ月半ほど前からです。  よく「1年ぐらいかけてゆっくり準備したい」と聞きますが、1年前から予約するメリットは、ドレスのフィッティングに何度も足を運べるぐらいで、それ以外にすることはほとんどありません。また、そういう方に限って、いざ打合せが始まると、なかなか宿題を提出してくれないと担当プランナー泣かせな面もあります。 「時期はいつでもいい」、「もう既に一緒に住んでいるし新居探しや家具家電購入もしなくていい」、「遠方から来るゲストはほとんどいない」、「サクッと終わらせたい」、「結婚式にこだわりはない」など、そのようなカップルにはぜひ直近で挙げることをおすすめします。

式場紹介所を通さなければお得

 年末年始になるとこぞってCMが流れ始める結婚式場紹介所(以下、カウンター)ですが、カウンターを使わない方が、式場側からは非常に喜ばれます。CMでは、「〇〇なら120万円もお得!」や、「相談は無料!」など、耳なじみのいい言葉が流れてきますが、普通に考えて「どうやって利益を出しているの?」と思う方もいるのではないでしょうか。 結婚 相談カウンター ウェディングプランナー からくりは、式場からのマージンにあります。カウンターの売り上げ形態は様々ですが、代表的なものは、結婚式当日の料飲代の10%を式場がマージンとして支払う、または、1組送客ごとに7~8万円の紹介料を式場が払うなどです。式場側は、このマージンを「広告宣伝費」として計上しますが、この費用を抑えることができれば、その分、お客様であるカップルに対して還元、すなわち、安く提案することができます。

「4件式場をまわったら、ギフト券2万円分プレゼント」の裏側

 最近ではカウンターの方法も巧みで、「4件式場をまわったら、ギフト券2万円分プレゼント!」などと、スタンプラリーのように式場をたくさんまわれと言わんばかりに、カップルにおすすめしていますが、たくさんまわればまわるほど、カウンターの売上は上がる仕組みなのです。実際に4~5件もまわってみてください。1件あたりの見学・相談に3~4時間かかりますので、どれだけ大変か、すぐにわかると思います。  いろんな結婚式に参列して、ある程度式場に目星がついているカップルには、カウンター利用はせずに、直接式場に見学予約を入れることをおすすめします。その方が式場側もサービスしてくれる場合が多いです。  その他、日柄にこだわらないことや平日での結婚式なども、安く挙げることができます。また、披露宴よりカジュアルにと最近1.5次会も浸透してきていますが、自己負担額を考慮すれば、しっかりご祝儀をいただいた方が、カップルの負担も少なく、ゲストに対してもしっかりおもてなしができます。大切なのは、「安く挙げる」ことではなく、「自分たちらしい結婚式を挙げる」ことを念頭に、ベストな会場を選んでください。 ※国立青少年教育振興機構「若者の結婚観・子育て観等に関する調査(平成28年)」によると、結婚していない理由として「経済的に難しい」を挙げる人は6割で割合として最も高い。 <文/長谷川真美>
長谷川真美
結婚式場専門コンサルタント、ウェディングプランナー養成塾「おまみ塾」を主催。ウェディングに携わって15年。5年間のプランナー業務を経て、式場コンサルタントに。株式会社OMエンタープライズ代表。プランナー時代の経験を書いたブログ、instagram:@om_enterprise.0222(OMエンタープライズ)、@omamijuku(おまみ塾)
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