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小顔矯正をやってみたら…予想してない結果に/峰なゆか

 真にオシャレな人にはなれなくても、オシャレな人のフリをして周囲の人間を欺(あざむ)きたい!という思いで、漫画『アラサーちゃん』の作者・峰なゆかさんが描いたイラストエッセイ『もっとオシャレな人って思われたい』(11月20日発売)。  今回は「顔がデカい」問題についてです。多くの女性は「自分の顔はデカい、小顔になりたい」と根拠なく思うものですが、峰なゆかさんが小顔美容矯正を初体験! 果たして顔は小さくなったでしょうか?(以下、峰さんの寄稿)

えーん、顔小さくなりたいよ~

 そもそもみんな顔の大きさばっかり気にしすぎなんですよ。 小顔画像1 女子が並んで写真を撮れば誰が顔小さいだのデカいだの公開処刑だのいちいちうるせえな。別に小さければ美人ってわけでもないし、ある程度の顔の大きさがあるからこその方向性の美人もいるわけじゃないですか。海外では「顔小さいね」というのは別に褒め言葉にならないそうですよ。  それからSNSに小顔矯正行きました~☆って写真載せてる芸能人な!  お前らのもともと齧歯(げっし)類みたいに小さい顔があと1ミリ小さくなったところで世界の何が変わるんだよ。バカじゃねえの。と自分に言い聞かせ幾星霜(いくせいそう)。  ここら辺で少し立ち止まって己の心の声に耳をすませてみると、「えーん! 顔小さくなりたいよ~! 別に私、顔の大きさがあるからこその方向性の美人とかじゃねえし、顔小さい人うらやましいよ~! ピエ~!」というものでした。 小顔画像2B

1~2ミリしか小さくならないという事実!でも…

 そこでやってきたのが小顔矯正サロン「ルポルテ」。プロデューサーの森拓郎さん(小顔イケメンのボディワーカー)も、「テレビとかでやってる一回で1~2センチ縮んだとかは嘘。実際は1~2ミリしか変わらない」ときっぱり。ということはつまり1~2ミリは確実に変わってくれるのだ!  そして20分9300円の結構痛い施術を受けた結果、なんか顎の肉がスッキリした(気がする)し、目がパッチリした(気がする)し、憎い頰骨が若干凹(へこ)んでくれた(気がする)!! 小顔画像3B とはいえ、私のもともと鈍器のようにデカい顔が1ミリ小さくなったところで世界の何が変わるんだと言われれば「まあそうっスね」としか返せませんが、そんなこと言ったらそもそも体重が1.5キロ減ったとか、今日はアイラインがうまく引けたとか、いわんや顔が1ミリ小さくなっただとかそういう女子の細かいもろもろに男子は100パー気づかないんですよ。  でも、「だから今日の私はなんかいい感じ」という女子から出るオーラ!  そのハッピーでピンクなオーラにヤツらはものすごく敏感に反応するのです。 小顔画像4 別に顔自体は大してかわいいわけじゃないのになんかモテてるし確かにかわいく見えるというあの子は、お風呂上がりにボディマッサージをして冬でも真面目にペディキュア塗って一日1杯のエゴマ油を飲んで、「だから今日の私はなんかいい感じ」のオーラを幾層も身にまとっているんです。そして施術を終えた後の顔が1ミリ小さくなった私はかつてない「だから今日の私はなんかいい感じ」のオーラに包まれていました。それは大人の財力によって得られた20分9300円の施術が根拠でもいいし、乙女のまめまめしさによって集められたバラの朝露で作ったお化粧水が根拠でもいいのです。 もっとオシャレな人って思われたい<文・絵/峰なゆか> アラサーちゃん7
峰なゆか
1984年生まれ、漫画家・文筆家。代表作『アラサーちゃん無修正』の第7巻(最終巻)が11月20日発売に。ほか『女くどき飯』、『オシャレな人って思われたい』、『もっとオシャレな人って思われたい』など
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