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全身ユニクロでも「おしゃれな人とダサい人」は結局なにが違うのか?/バイヤーMB

「おしゃれにセンスはいらない。必要なのは原則とルールを知ること」だと提唱するファッションバイヤーのMBさん。最新刊『最速でおしゃれに見せる方法<実践編>』ではコーディネートを交えて、そのロジックを解説しています。11月23日(土)には、『世界一受けたい授業』(日本テレビ、夜7時56分~)に登場し、劇団ひとりを大変身させるそう。
MBさん『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』より 1

MBさん『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』より

 そんなMBさんは「『おしゃれ』と『ダサい』は紙一重」だと言います。男性でも女性でも共通する、おしゃれの大原則とは?(以下、MBさんの寄稿)
最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>

全身ユニクロでもおしゃれになれる

 洋服屋に行けば、ショップスタッフはおしゃれに見せるためには高い服を買わなければならないかのように振る舞います。雑誌やブランドは毎シーズン新しい洋服を買わなければ流行遅れになると主張しています。……しかし、決してそんなことはないのです。 「何を着てもサマになる人」がいます。例えば、それこそ洋服を生業としているショップスタッフにも多く、どんなショップに配置されても、どんな服を着ても、ある程度サマに見せるワザを持っています。  実は、「おしゃれ」と「ダサい」は紙一重で、「見せ方」や「着こなし方」などサマに見せるワザを論理的、または感覚的につかんでいればいとも簡単である一方、いくら高級ブランドで身を固めても、ただの「ダサい金持ち」にしか見えない人がいるのです。サマに見せるワザを体得した人であれば、全身ユニクロでも「おしゃれに見せる」ことができるのに……。
MBさん『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』より2

MBさん『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』より

 むやみに流行を追わずとも、無駄にお金を使わなくても、誰もが着こなしのロジックでおしゃれに見せることはできます。しかし、ロジックを知らなければいくらお金を使ってもパッとしません。使うアイテムが同じであっても印象はまったく異なります。「法則を知る」たったそれだけのことで、「おしゃれ」と「ダサい」はオセロのように入れ替わる、本当に紙一重といっていいものなのです。そして、そのことに気づいた方は「知ればこんなに簡単だったのか!」と驚くわけです。

日本人のファッションはアメカジに寄りすぎている

 私は書籍やサイト『KnowerMag』およびメルマガで日本人のファッションを変革するつもりでいます。というのも日本人は洋服を着はじめた歴史が浅く、本場ヨーロッパに比べて着こなしが身についていません。右も左もわからない状態と言っていいかもしれません。  人はものごとを知らない間は、既成概念に頼ります。着こなしも同じで、例えば「A店で買ったシャツはA店で買ったパンツに合わせよう」とか、「アメカジはアメカジで合わせなきゃ」とか、「スラックスには革靴」などなど、きっちりスジを通そうとします。  しかし街で着る服は、通り一遍ではいけません。街着とはミックスの文化です。スポーツ用につくられたジャージや、軍用につくられたミリタリージャケット、ワーク用につくられたジーンズなど、それらを織り交ぜたミックススタイルこそが「街着」なのです。
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MBさん『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』より

 反対に、全身スポーツ用の服であれば競技者であり、全身ミリタリー服であれば軍人になります。それらは決して街着ではありません。実は知らないからこそ頼ってしまう「カテゴライズ」に、おしゃれの罠が潜んでいるのです。  そして、最大の問題は戦後に洋服を着るにあたって、日本人はアメリカの影響を受けすぎているということです。アメリカンカジュアルに依存しすぎなのです。  カジュアルウェアとして、ヨーロッパライクなドレスシャツやハイゲージニット、スラックスを使う人はマイノリティです。アパレル市場にはパーカー、Tシャツ、ジーンズ、スニーカーが溢れ、「全身アメカジ」という人が大半です。  しかし「アメカジ」というカテゴリーだけで「街着」をおしゃれに見せることは至難です。ここに、日本人の男性をダサく見せる悲劇があるといっても過言ではないでしょう。

おしゃれの大原則、「ミックスする」「バランスをとる」

 おしゃれには「ミックスする」「バランスをとる」という大原則とも呼べる前提があり、その前提を守ることではじめて、簡単に「おしゃれに見せる」ことができるのです。  日本人は洋服の歴史が浅いため、感覚的に着こなしのコツをつかんでいる人は少ないのが現状です。感覚的につかめないなら論理化された教科書を読んで、着こなしのロジックを理解しましょうという思いから私は本を書いています。洋服の着こなしに自信がない人は教科書として、すでにおしゃれに自信がある人はそのセンスを裏付ける答え合わせとして読んでいただけると嬉しいです。 「おしゃれに見える」という自信を手に入れると、あなたの人生は変わります。何事にも前向きに、積極的に楽しめるようになります。どうも信じられないという方も騙されたと思って、一度試していただければと思います。 <文/MB> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
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