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「私の彼氏は猫です」33歳女性が、男より猫を愛するわけ

 ペットを愛する者としては、恋人とペットが仲良くなってくれるのは理想的。しかしペットとの絆が深ければ深いほど、そう簡単にコトが運ぶものでもないようです。  派遣社員の弘美さん(33歳)は、10年前に一匹の猫を飼い始めました。ペットショップで出会ったその子はロシアンブルーの男の子。名前をナツくんといい、とっても甘えん坊。弘美さんは目に入れても痛くないほど溺愛し、ナツくんもまた弘美さんにとてもなついていました。
ペットショップでロシアンブルーの男の子に一目惚れ

写真はイメージです(以下同)

失恋のショックを癒やしてくれた愛猫

「その頃は初めての一人暮らしをスタートしたタイミングで、家族と離れたことと付き合っていた彼氏が忙しかったことが重なって寂しかったんですよね。ナツには一目ぼれに近かったです。本当に育てられるのか、不安はありましたけどやっぱり忘れられなくて。何日か悩んだ後に決心してお迎えしました」  そうして始まった猫との同棲生活は順調そのものでした。1人と1匹、家に帰ればお互いだけを見つめるラブラブな日々。ナツは時おり遊びに来る弘美さんの彼氏にも寛容で、いつか2人と1匹で暮らすことになるだろうと弘美さんは漠然と思っていました。 「そんな日々が終わってしまったのが4年前です。29歳の時に彼に『好きな人ができた』とフラれてしまいました。しかも、その直後に彼が他の女と入籍して……悔しくて毎晩泣いてました。何もする気が起きなくなって仕事も辞めてしまったんです」 失恋を癒やしてくれた愛猫 無気力になり、家でぼんやりしているだけの生活が続きました。でも、ナツくんにとっては弘美さんがどんな状況でも関係ないわけで、変わらぬ温かさで弘美さんの心を癒してくれていました。 「その頃からですかね。どちらかというと甘えん坊タイプだったナツが、私を守るナイトのようなキャラに変わっていった気がするんです。転職活動で疲れて帰ってくれば『まあ、触れよ』みたいに撫でられ体勢で待ってたり、ベッドで腕を伸ばして『ここで寝ろよ』って感じに腕枕してくれたり(笑)」  弘美さんはこのエピソードを、本当の恋人のノロケ話でもするような表情で話してくれました。人間は猫の行動を深読みしがちなのです。きっと彼女にとってナツくんは彼氏のような存在なのでしょう。

彼氏候補を威嚇するように?

 しかし、だからこその弊害が度々勃発しています。それは、弘美さんが好きになった男性を自宅に招き入れた時。必ずといって良いほどナツくんは男性を威嚇し、敵意を燃やし、部屋の中を駆け回るというのです。 「前の彼氏にはそんなことなかったんで、本当にビックリしました。最初はその人が特別イヤだったのかな?って思ったんですけど、その後どんな男性が来てもそんな態度で。しかも不思議と、私が多少なりとも恋愛感情を持ってる人だけなんですよ。単なる男友達って相手にはフレンドリーなんです」  まるで“俺の女に手を出すな”といっているかのよう。猫にしたら、ただ知らない相手を怖がっていたり、男性の声や行動の何かが嫌だっただけなのでしょうが…。  そんなこんなで彼氏いない歴も4年ほどになっている弘美さん。ですが、つい先日ナツくんが威嚇をしない唯一の男性に巡り合うことができたのです!
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飼い主ラブな猫が認めた男性って?
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