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孫の結婚式で、食事中におばあちゃんが鞄から出したのは…時々ある珍光景

 こんにちは。おまみこと、長谷川真美です。6年のウェディングプランナーの経験を経て、式場専門のコンサルタント、プランナー養成講座の主催、フリーランスのウェディングプランナーをしています。
結婚式、新婦と祖母

写真はイメージです(以下同じ)

 式場のコンサルタントをしていると、いろんな地域にお邪魔させていただくことも多く、その地域性を垣間見ることも多いです。ただ、どの地域でも変わらず微笑ましく思うのは、やはりお孫さんの晴れ姿を見ているおじいさま、おばあさまの姿ですね。

祖父母に披露宴のご飯があうか心配な新郎新婦

 打合せをしている新郎新婦は、一生に一度の晴れ舞台、そしてほとんどの方が、生まれて初めていわゆる「ホスト・ホステス(主催者)」となるわけですから、ゲストのこと、特におじいさま、おばあさまのこともしっかり考えています。  多くの方が悩まれるのは、やはりお料理のことです。白亜の豪邸をイメージしたようなゲストハウスで和食を出すのも趣とは合わないこともあるので、新郎新婦は「おじいちゃん、おばあちゃん、食べられるかな……」と心配になる方も。ですが、最近の式場は、ひと昔前とは違い、どの年代の方でも大丈夫なよう創意工夫をしているので、美味しく召し上がっていただけることがほとんどです。  そのため、当日を迎えると、食べるスピードこそゆっくりではあるものの、「こんなもんは食わん!」と言われるようなおじいさま、おばあさまはほとんどおられません。慣れないながらも「美味しいね」と言いながら召し上がってくださる方が多いです。  私たちプランナーは、打ち合わせ時におじいさま、おばあさまのことを心配されている新郎新婦のことを知っているので、披露宴中にこっそりとメインテーブルまで行き、「おじいさまもおばあさまも美味しそうに召し上がられていますよ」と言いに行くこともあります。

鞄から取り出されるタッパー……

レストラン ホテル 食事 シェフ そんな中、ありがたいことに、よほど美味しかったからなのか、または量が多かったからなのか、ときどき、バッグの中からこっそりとタッパーを出して、持ち帰ろうとされるおじいさま、おばあさまがいらっしゃいます。  これは、ほとんどの式場がNGとしているものですので、見つけ次第、すぐに注意をしています。理由は、道中の温度管理ができずに、口にしてしまって食中毒などが起こってしまってはいけないからです。  ただ、このときは、やはりとても言いづらいです。「美味しいけど、量が多くてどうしてもぜんぶ食べられない」、「こんなに美味しいから妹にも食べさせたい」、「残すのはもったいない」と、そんな言葉を口にされるおじいさま、おばあさまがほとんどなので……。

折角の晴れ舞台の思い出が食中毒でかき消えないように

 披露宴中に起こった新郎新婦が気づいていないだろうことは、披露宴が終わってから伝えています。「おばあさまが余ったお料理をお持ち帰りされそうだったので、大変申し訳ないですが、注意させていただきました」と伝えると、ほとんどの新郎新婦は、「それだけ美味しかったってことですね。またおばあちゃん連れて、食事に来ますね」と言ってくださいます。  もちろん、式場側としては食中毒が出てしまっては、営業停止期間が設けられてしまうので、翌週も結婚式が控えているから絶対に避けなければいけない大変なことではあります。しかし、それよりも、せっかくのお孫さんの晴れ姿が、持って帰った残りの食事で食中毒となってしまっては、とても残念です……。  若い方の中にはいないかもしれませんが、「私のおばあちゃん、持って帰りそう!」と少し心配な方は、そのように伝えてください。せっかくのいい思い出が台無しにならないように……。 <文/長谷川真美>
長谷川真美
結婚式場専門コンサルタント、ウェディングプランナー養成塾「おまみ塾」を主催。ウェディングに携わって15年。5年間のプランナー業務を経て、式場コンサルタントに。株式会社OMエンタープライズ代表。プランナー時代の経験を書いたブログ、instagram:@om_enterprise.0222(OMエンタープライズ)
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