Beauty

「その洗顔がシミのもと!」SNS騒然、“美容の常識”を覆す上原恵理医師に聞いた

「世の女性たちを絶望の淵に突き落とすアカウント」と、SNSで話題の美容外科医 兼 美容皮膚科医をご存じですか?  それが、「表参道スキンクリニック」の上原恵理先生。彼女のSNSには、美容や肌ケアに関する情報が日々アップされているのですが、私たち女性がこれまで信じて疑わなかった“美容の常識”を覆す、“真の美容情報”があふれているのです。
上原恵理先生(表参道スキンクリニック)

上原恵理先生(表参道スキンクリニック)

 美肌を目指して毎日せっせと取り組んでいるスキンケアが、かえって老化を加速させているとしたら……。考えるだけでも恐ろしいですよね。そこで、上原先生に「本当に正しいスキンケア」をレクチャーしてもらいました。

そのやり方、間違ってるかも!? 正しい“スキンケアの基本”

 美肌は“毎日のケアの積み重ね”と言いますが、上原先生は「そもそも、そのケア方法自体が間違っていませんか?」と、開口一番に警鐘を鳴らします。間違ったスキンケアは肌に負担をかけ、続けるうちにシミやシワ、たるみなどを引き起こすとのこと。さらに、これまで数多の患者さんを見てきた中で、正しいスキンケアを実践できている女性はほとんどいないと実感しているそうです。 上原先生曰く、「擦(こす)らない洗顔、正しい保湿、そして正しい日焼け対策を徹底するのが基本中の基本」とのこと。どうすれば擦らず洗える? 正しい方法って? そんな初歩的な疑問にも答えていただきつつ伝授していただいた、真の美肌へと導く”正しいスキンケアの基本”は次の通り。

①まずは擦らない洗顔を

“泡で洗う”というのはかなり一般的になってきていますが、やはりまずは洗顔料をしっかり泡立てることが大切。ただ、泡を顔に乗せたあとは「一切擦(こす)っちゃダメ!」なんだそう。なんと、擦れば擦るほど、色素沈着を起こしてシミができ、摩擦による肌への負担がシワやたるみを引き起こすのだそうです。  擦らない正しい洗顔は、鼻やおでこなど脂っぽさが気になる部位から順番に泡を乗せ、全体に泡が行き渡ったら少しおいて、擦らないようにすすぐだけで終了です。
 もちろん、メイク落としも擦りません。オイルなどの泡立たないタイプの場合も、手のひらで馴染ませたあとに、ハンドプレスで顔全体を覆うだけでいいそうです。  とはいえ、しっかりアイメイクなどはそれだけで落ちるか心配ですよね。上原先生は「アイラインなどの落ちにくい濃いメイクや、皮脂の分泌量が多い小鼻周辺だけは擦ってもいいです」と言います。その場合も、指と皮膚のあいだに泡やオイルを適量はさんで、優しく擦るのが鉄則です。  ちなみに上原先生は、『プラスリストアクレンジングソープ泡 ホームケア』という洗顔料を愛用しているそう。
 プラスリストアはメイクも落とせる泡状の洗顔料で、「泡がきめ細やかで汚れをキャッチして、顔に乗せるだけでメイクが落ちる」という点がお気に入りとのこと。W洗顔をしなくていいことも、擦るリスクを減らせるとのことでした。
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日焼け止めを塗って●分くらい待って
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