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婚約者と破談に。結婚式の打ち合わせまでしてたのに、理由がひどい

 こんにちは。おまみこと、長谷川真美です。6年のウェディングプランナーの経験を経て、式場専門のコンサルタント、プランナー養成講座の主催、フリーランスのウェディングプランナーをしています。
ウェディングプランナー カウンセラー 受付

写真はイメージです(以下、同じ)

「ウェディングプランナーは婚期が遅れる」とはよく言われることですが、その背景は想像に難くなく、出会う男性のほとんどにお相手がいるからです。だから、いくらイケメンがお客様として来られたとしても、その関係性がどうにかなる…なんてことはありません。  ですが反対に、新郎が担当プランナーにうつつを抜かすことは、稀にではありますが、起こります。今回は、そんな新郎がどうなったかのエピソード。

「新郎に好意を持たれている気がする……」

 そのプランナーAは、入社して1年目、若くて素直ではつらつとした笑顔が特徴的な女性でした。同性である私から見ても、「かわいいなぁ…」と思えるような、いわゆる“女子力高い系女子”でした。ただ、小悪魔的要素はまるでない彼女でしたので、ある日、とても神妙な面持ちで相談をしてきたときに、私も「どうしようか」と頭を悩ませました。  プランナーの彼女が言うには、「気のせいかもしれないんですが、ご新郎に好意を持たれてるみたいです。ご新婦が席を外すたびに、ふたりで会いたいって誘われるんです……」とのこと。ただ、だからと言って理由も述べずに担当を変更することは、新婦を不安に思わせてしまうかもしれない。言えないですよね、「ご新郎が担当プランナーを誘うので、担当を変えさせていただきます」なんて。 デートに誘う男性 結局、担当変更はせずに、男性プランナーBを同席させることにしました。すると、打合せ中に明らかに不機嫌な様子を見せた新郎。その態度に驚いた新婦が、「どうしたの?」と聞くも、終始ムスッとしていました。

新郎には浮気癖があった……

 その打合せから数日後、新郎の残念な習性が発覚してしまいます。打合せした日の帰りに新郎が、「Bがいるなら、俺は打合せに行かない」と言い出したそうで、そのことを不審に思った新婦が式場に連絡をしてきたのでした。「ひょっとして彼は、Aさんを誘ったりしているんじゃないですか」と。最初はこちらも返答に困っていましたが、新婦があまりにも必死の様子で、「このことでAさんを責めることはないので、本当のことを教えてください!」と言われるので、こちらも折れて、新郎が女性プランナーを誘っていたことを伝えました。  すると新婦は、「やっぱりそうですか…」と落胆した様子で、「お恥ずかしながら、過去にも何度も浮気をされていて……。結婚することになったので、もうそんなことはしないだろうと思っていたのに、まさか担当プランナーにまで手を出そうとするなんて」と言われました。新婦がその事実を知ったからには、式場としては担当変更をさせていただくことに、なんの躊躇もありません。そのお電話で、男性プランナーに変更させていただく旨を伝えて、電話を置きました。

結局、結婚式はキャンセルに

 そして、次の打合せまで1ヶ月ほど空く予定でしたが、その間に新婦から挙式キャンセルの連絡が入りました。式場としては、キャンセルになって売上が立たないということも避けたいですが、それ以上に事情次第では、可能な範囲で協力したいという気持ちがあります。そのため、キャンセルを希望される理由は必ずお聞きします。 スマホを持つ女性 頭を抱える すると、「破談することにしました。先日、電話させていただいた後も(男性プランナーに)担当が変わったことを伝えてもずっとAさんのことばかり言っているので、嫌になったんです。もう無理だなって。だから、キャンセル料もすべて向こうに請求してください!」と強い口調で言われました。協力したいと言えど、破談となると式場も何もできません。言われた通り、キャンセル料の請求書は新郎宛に送りました。  もし、若くてかわいい女性プランナーが担当じゃなかったら、こんなことにならなかったのか……?と思わなくもないですが、きっと遅かれ早かれだったんでしょうね。「ご新婦にとっては結婚する前で、まだよかったのかな」と、思わず同情してしまった出来事でした。 <文/長谷川真美>
長谷川真美
結婚式場専門コンサルタント、ウェディングプランナー養成塾「おまみ塾」を主催。ウェディングに携わって15年。5年間のプランナー業務を経て、式場コンサルタントに。株式会社OMエンタープライズ代表。プランナー時代の経験を書いたブログ、instagram:@om_enterprise.0222(OMエンタープライズ)
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