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帰省で友達の“結婚報告”にモヤモヤ…焦ってないのに一体なぜ?

おおしまりえの幸せな人生の迷い方】  恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。 おおしまりえ 2019年も残すところ1週間弱。着々と帰省の計画を立てている方もいるでしょう。  筆者の実家は自宅から1時間で帰れる距離のため、日帰りで顔を見せればいいかと思っていたら、最近なぜか妹から「いつ帰ってくるの?」「私は4日に帰るんだけど、会える?」「話したい」と、せっつかれます。 「家も近いんだし、わざわざ帰省時期をあわせなくてもいいんじゃない?」と話すと、どうやら理由があるらしい。 「(地元に)帰った時に、周りの報告を聞くのが怖いんだよ……」  報告とは、同級生の結婚報告のこと。27歳でお年頃の妹は、最近周りで起こる結婚ラッシュがどうやら心臓に悪いらしい。ラッシュをとうにすぎた34歳の姉は、その姿を懐かしく感じるものの(別に諦めてるわけじゃないよ)ふと思うのです。 「結婚する」という報告は、どうしていつの時代も喜ばしい反面、心の裏側をゾゾッとなぞられた感覚になるのかなと。

友人の「結婚報告」にモヤモヤ…この気持はどこから?

「本当は嬉しくないんだろう?ただ焦っているんだろう?」と言いたくなるかもしれません。確かに焦りはあるものの、そう一筋縄ではいかないのです。  報告自体は嬉しいし、祝いたい気持ちでいっぱいです。結婚がゴールじゃないし必ずしも幸せとは限らない。頭ではわかっていますが、でもやっぱり結婚したいし、不安もあります。だけれども、凄くすごーく焦っているわけではない(笑)。だからこそ、一瞬(場合によっては数日)感じる不安の正体がわからなくて、なおのこと怖くなってしまうのです。
悩み

※写真はイメージです(以下、同)

 自分の20代を追体験しているような妹に、同窓会的な飲みは避けたらいいのにと思うものの、そこから続く彼女の愚痴を聞きながら、1つ気づいたことがあります。  結婚報告に感じる不安の原因は「居場所の不安感」ではないかと。

人の成長には5つのステップがある

「居場所の不安感」について書いていく前に、心理学者マズローが提唱した超有名な「欲求5段階」を紹介させてください。  アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー(1908-1970)が提唱した理論で、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と定義し、その欲求の段階を5つのステップに分けたのです。 勉強 1段階目から登っていき、人は5段階目を人生を通して目指すといわれています。 1段階目:生理的欲求 生きていくための基本的な欲求。食べる、寝る、性欲などを指す。 2段階目:安全性欲求 生き物の欲求が満たされたら、次は安全な家や健康を満たしたくなるそう。 3段階目:社会的欲求 安全に生きることが満たされると、家族や友人、恋人と関わり、心で抱く孤独や不安を解消したくなります。 4段階目:承認欲求 今度はその人間関係の中で、認めてほしいという気持ちが育ち始めます。SNSで称賛がほしくなるのは、人の成長段階として通る道なのです。 5段階目:自己実現欲求 人に認めてもらえると、自分の満足感を全力で求め、自分の活動や成長を求め始めるといいます。  ざっと説明しましたが、この中の3つめ「社会的欲求」が、結婚報告のドキドキ感に関係しているのではと思うのです。
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人間関係の変化に対する不安だった?
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