Entertainment

浜辺美波、川口春奈も…29年続くCM「JR SKISKI」出演女優の今

 真っ白なゲレンデを舞台に、若い男女の初々しい恋愛模様が描かれるJR東日本のスキー・スノボCM「JR SKISKI」。若い世代にスキーに関心を持ってもらうことを狙って1991年にスタートし、記憶に残るキャッチフレーズと若手女優を起用した名物広告として現在まで続いています。  2019-20年度は「この雪は消えない。」というフレーズで、映画『君の膵臓を食べたい』で知名度を上げた浜辺美波が登場。
JR SKISKI2019-2020

「JR SKISKI2019-2020」ポスター。公式サイトからダウンロードもできる(C)JR東日本

 今でこそ「若手女優の登竜門」となっていますが、このCMが始まった1991年は音楽グループ「ZOO」が代表曲の『Choo Choo TRAIN』に合わせて踊るというもので、今と趣向がまったく違います。  95年には、俳優・竹野内豊と2017年に芸能界を引退した江角マキコさんが恋人同士という設定で登場。以降、浜田雅功や吉川ひなのらが出演していますが、恋愛云々ではなくスキー場に行くことを訴える内容になっていました。

本田翼「青春は、純白だ。」

 07年から4年間のキャンペーン休止期間を経て、12年に再開された際に現在の方向に変更。この時に起用されたのが、女優としてキャリアをスタートさせたばかりの本田翼でした。白いニット帽をかぶり、儚げな目でこちらを見つめるビジュアル広告――。「この美少女は一体誰なんだ」と騒然となりました。  当時本田は『non-no』専属モデルで、笑福亭鶴瓶が司会を務める『A-studio』(TBS系)のアシスタントに起用されてはいましたが、一般般知名度はまだまだ。その名を一気に知らしめたきっかけはこのキャンペーンといっても異論はないでしょう。ちなみに本田の恋人未満の友だち役を務めたのは、同じ事務所の窪田正孝でした。

川口春奈「ぜんぶ雪のせいだ。」

 13-14年のキャンペーンに抜擢されたのが川口春奈。「ぜんぶ雪のせいだ。」のキャッチフレーズと、真っ直ぐにこちらを見つめる美しい顔を今でも覚えている人がいるかもしれません。
『MORE 2019年11月号』(集英社)

『MORE 2019年11月号』(集英社)

 この時すでに清純派として売り出されていた川口でしたが、同時期に放送された主演ドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)は“低視聴率女優”のレッテルを貼られるほど大惨敗。そのためネット上では「(視聴率が悪いのも)ぜんぶ雪のせい」とイジられ、ある意味盛り上がりを見せる事態となりました。  その後しばらくは女性誌でモデル業に精を出していましたが、今やNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で沢尻エリカの代役を務めるほどに成長。女優として評価を高めました。

広瀬すず「答えは雪に聞け。」

 14-15年度は、「ゼクシィ」のCMですでに注目されていた広瀬すず。当時16歳、まだ初々しい表情で、共演の村上虹郎らとゲレンデで戯れていました。
『広瀬すず2020カレンダー』(東京ニュース通信社)

『広瀬すず2020カレンダー』(東京ニュース通信社)

 その後順調に若手人気ナンバー1女優となり、ドラマやCMに出演。近年は少女漫画原作のヒロインから脱却を図り、17年に映画『三度目の殺人』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞、昨年10月には初舞台も経験しています。21歳になり、大人の女性らしさが出てきた広瀬から今後も目が離せません。

山本舞香&平祐奈「そこに雪はあるか。」

 15-16年は「JR SKISKI」初の試みとして、山本舞香、平祐奈のダブルヒロインを投入。女子の友情を描いた映像となりました。
『LARME』 (徳間書店)

『LARME』 (徳間書店)

 平は漫画の実写化でよくキャスティングされており、山本はヤンキーのような態度が何様だと批判にさらされることもありますが、映画、バラエティだけでなく女性誌にも引っ張りだこ。仕事に関しては、山本の方が一歩リードというところでしょうか。  この翌年はJR東日本発足30周年と、原田知世主演映画『私をスキーに連れてって』公開30周年をかけた特別企画として、当時の映像に現在の原田知世が声を当てるというものでした。
次のページ 
朝ドラで注目された女優も
1
2
Cxense Recommend widget


あなたにおすすめ