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東出の不倫で考える。夫婦の恋は冷めるのに、不倫は悪なのか?

AV男優・森林原人の性活相談 番外編】  女優・杏(33)の夫で俳優の東出昌大(32)と、若手女優の唐田えりか(22)の不倫発覚から早くも1ヶ月が経とうとしています。AV男優の森林原人さんは「感情は自分でコントロール出来ません。どのような感情を持ってしまうのも、善悪では判断できません。それを表現、行動にすることが悪、罪なのです」と言います。  今回の不倫騒動について連載「性活相談」の番外編として、森林さんはどう感じているのでしょうか(以下、森林さんの寄稿)。

不倫は法律に違反しているから悪?

育児期間の不倫は民法に違反する行為 東出昌大氏がした育児期間の不倫は、現行の社会制度の観点からすると大きく2点において悪です。どう悪かというと、一夫一妻制の法律婚を原則とした現状で、民法752条の同居、協力及び扶助の義務と、民法760条婚姻費用の分担に違反しています。  民法752条の方では貞操義務を定めているから、「夫婦関係にない相手との性行為」は悪です。(もしかしたら小室哲哉氏のように不倫相手とセックスしていない可能性もありますが、僕の独断によりしている前提ですすめます)  また民法760条の方では、金銭だけではなく家事や育児も分担することを求めているので、「可能な家事や育児をせずにいる」のは悪です。(杏さんのテレビ番組のコメントから推測しました) 法律婚をしたのだから、法に反することは善悪の二元論からして悪です。

なぜ法律で決められているのか

なぜ法律で決められているのか では、なぜ法律でこのように決められているのかを考えていくと、その理由の1つに、国、国家、社会、体制側の都合があると思います。具体的には、一夫一妻制度の中でセックス、子作りをしてもらうことが、国民、個人の管理のしやすさになります。そしてそれが税金の集めやすさ、国家の安定・発展となります。  一方、風紀の乱れを生むからという倫理的理由で不倫を悪とする価値観があります。この背景には、妻が生んだ子供が自分と本当に血のつながりのある子供であるか男性は不安であり(確信を持てない、父親としての実感を持ちにくい)、だから妻の性を制限したくなるという男心があります。そしてそれを、社会全体の問題に変換してきた男性優位社会の産物という解釈も出来ます。

「一夫一妻制=社会の安定」という考え方

「一夫一妻制=社会の安定」に繋がるという考え方 これには、キリスト教の貞操観念と、儒教の男尊女卑を背景に持つ良妻賢母を良しとする思想による純潔教育が大きく関わってきました。明治以降、女性の性は制限され、女性のみが貞操観念を押し付けられたのです。それが、女性解放運動の流れから変わりました。押し付けられた貞操観念を無くすのではなく、男性にも貞操観念を持つことを求めるようになったのです。貞操義務は男女平等にある、となっているのが現代です。  ここ、すごく重要だと思います。貞操観念自体を疑うのではなく、男女ともに持つようにしようとなっているのです。なぜか? 現状のように経済活動が男性に比べて不利な女性からすると、男性に養われるケースが多くなります。その時に、妻や子供が育児環境や生活を安定させるためには男性の性を制限する必要があります。(お金を自分のところに持ってきてもらうために、セックスする相手を自分1人にして、よそに子供を作らないようにしてもらうのです。)そして、それが社会の安定に結びつくという論理によって、男女平等の貞操義務が正解となってきたと思われます。
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感情はコントロールできないもの
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