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セクハラ疑惑まみれの大手下着ブランド、有名モデルが告発した幹部達のやり口とは?

 米国発の有名下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のセクハラ体質が、複数のモデルや元従業員によって告発され、波紋を呼んでいます。
ヴィクトリアズ・シークレットのショーに出演したモデルたち(C)Fashionstock .com

ヴィクトリアズ・シークレットのショーに出演したモデルたち(C)Fashionstock .com

「お前を生かすも殺すも俺次第!」のとんでも発言

 ヴィクトリアズ・シークレットといえば、 ハデなファッションショーが有名。セクシーな下着姿に羽を付けてランウェイを歩く美人モデルは、通称「エンジェル」と呼ばれます。
『ヴィクトリアズ・シークレット』2016年ファッションショー(C)Fashionstock .com

『ヴィクトリアズ・シークレット』2016年ファッションショー(C)Fashionstock .com

 これまで、ジゼル・ブンチェン、ハイディ・クルム、ミランダ・カー、カーリー・クロス、アドリアナ・リマなど、スーパースターを数多く輩出していることから、エンジェルに憧れる若手モデルは多く、本格的な日本進出をしていないにも関わらず、日本女性の間でも認知度の高いブランドです。
ミランダ・カー

ミランダ・カー

 ところが、『ザ・ニューヨークタイムズ The New York Times』(以下NYT)によると、その社風は「セクハラ上等」「多様性NG」の超前時代的なものだったのだとか。幹部男性二人のやりたい放題ぶりが、関係者への取材で報じられています。  まず名前が挙がったのは、ヴィクトリアズ・シークレットの親会社Lブランズで、ショーのキャスティングデレクターを勤めていた元幹部のエド・ラゼック氏。 「#MeToo」運動や、ありのままの体型を受け入れようとする「ボディポジティブ・ムーブメント」の波が欧米に吹き荒れていた2018年、「プラスサイズやトランスジェンダーのモデルを採用するつもりはない」とコメントし、、時代遅れで差別的だとして散々バッシングを受けていた人物です。  モデルや元従業員が『NYT』に語ったところによれば、ラゼック氏の、安い時代劇に登場する悪代官のような所業はそれだけではなかったそう。  あるモデルは「俺にはパワーがある。お前を生かすも殺すも俺次第」と言われたと語り、他のモデルは彼がベラ・ハディッドの着替えを眺めながら、「パンティなんか履くな」と叫んだのを聞いたとか。
ベラ・ハディッド

ベラ・ハディッド

 また、ラゼック氏のニューヨークにある自宅での夕食に誘われ、断り続けたところ、ヴィクトリアズ・シークレットから仕事が来なくなったと訴えたモデルもおり、「オーディション中にモデルにキス」「携帯番号を教えることを強要」「膝の上に座るよう指図する」など、多くのセクハラ目撃証言が掲載されました。  こうした氏の行為は人事部に何度も報告されたそうですが、これまでは何の対応も取られず、むしろ「無視され、厳罰を与えられた」「ハラスメントは日常的なこととして処理された」「まるでみんな洗脳されているみたいだった」と語る従業員も。  ラザック氏は2019年にLブランズを辞職しているものの、セクハラ・パワハラ疑惑については全面否定を貫いています。
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100人以上のモデルが陳情書。今年のショーの行方は?
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