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メイクの上からミスト化粧水って意味ある?乾燥肌対策を医師に聞く

 冬は乾燥する季節。空気が乾燥しているとウィルスが飛散しやすくなるといいますし、肌荒れによる肌のエイジングも気になります。
乾燥対策を医師に聞く。メイクの上からミスト化粧水ってあり?

写真はイメージです(以下同)

 この季節を乗り切るために、お肌の乾燥にどう対処すればいいのでしょうか。皮膚・かゆみのスペシャリストである、うるおい皮ふ科クリニックの豊田雅彦院長に聞いてみました。
うるおい皮ふ科クリニック 豊田雅彦院長 (乾燥対策)

うるおい皮ふ科クリニック 豊田雅彦院長

加湿器がないなら洗濯物を干すだけでもいい

――女優の桐谷美玲が雑誌『VOCE』(2018年5月号)で美肌の秘訣として「梅雨の時期を除いてほぼ一年中、我が家では4台の加湿器がフル稼働しています」と語っていたのが印象的でして。やはり肌の乾燥対策にも加湿器は必要でしょうか? 「加湿器はおすすめしています。エアコンをかけている部屋はカラッカラで、湿度30%台なんてことも珍しくありません。加湿器をお持ちでしたらぜひ使ってください。持っていない人は今から新たに買わなくても、洗濯物を部屋干ししておくだけで湿度50%くらいまで上がるので、そこまであれば大丈夫です。乾燥のピークは1月~2月ですが、肌の弱い人はエアコンを使う時期より、もう少し長く加湿器を使っていただくようにお伝えしています」(豊田雅彦院長、以下同) ――たとえば寝ている間の乾燥を防ぐために、マスクをするのは有効ですか? マスクは乾燥対策として有効?「難しいですね。というのも、マスクかぶれの人ってけっこう多いんです。この時期はインフルエンザや胃腸炎のウィルスが蔓延していますから、マスクをすること自体は否定しません。どうしてもというのであれば、中に一枚濡らしたガーゼを入れるといいと思います

クリームを塗る前に化粧水をたっぷりつける

――湿度は50%くらいが目安なのですね。あとはクリームを塗っておけばよいのでしょうか。 「いきなり皮膚にクリームやワセリンのようなものを塗っても、中は乾燥したままです。まずは皮膚の内部に水分を入れてあげなければいけません。その水分をセラミドなどで皮膚内に閉じこめるのが理想です。  特に、皮膚が赤いとかかゆい人は、皮膚の中に熱を持っているんです。そこを冷やさないで、クリームなどで皮膚表面に膜を張ってしまうと、余計中で熱がこもってしまいます。するともっとかゆくなる。『ワセリンを塗ってもかゆみが治らない』という人がいますが、当たり前なんです」 クリームを塗る前に化粧水をたっぷりつけるのが大事――化粧水の次にクリームというコスメ界の定石には意味があるのですね。 「『保湿』と『保護』を間違えてはいけないんです。保湿剤は、皮膚の中を潤すこと。英語でモイスチャライザーと言います。皮膚の上に“保護膜”として覆う保湿剤はエモリエントと言います。本来これらは区別するべきなのですが、ドラッグストアなどでは、保湿コーナーにすべてのアイテムが混在しています。だから、何をつけたらいいのかわからなくなってしまう」

メイクの上からミスト化粧水ってあり?

――なるほど。メイクの上からスプレータイプのミスト化粧水をつけるのはどうですか? 「メイクをしている上からのミストによる保湿は一時的なものです。紫外線やエアコンで乾燥した時に、一次的・補助的な潤いを与えるものです。十分な保湿をするには、やはり朝につける基礎化粧の段階での化粧水・乳液などが重要です。スプレーは保湿剤・美容液・オイルインなど少しでも水分の蒸発を防ぐものを使用すれば(ある程度)満足できるかと思います」 ――ボディにも化粧水が必要ですか? そうするとものすごい量が必要ですよね……。 「そういう場合は、ハトムギ化粧水のような全身保湿ローションを提案することがあります。容量があって安価なので、お風呂上がりの身体にも使いやすいですよね。保湿をしてあげないと、そのうちシワシワになりますよ」
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保湿系のサプリは効果ある?ない?
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