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貯金っていくらあれば安心? 月1000円からの“貯めぐせ”の付けかた

おおしまりえの幸せな人生の迷い方】  恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。 貯金 いきなりですが、あなたはいくら貯金がありますか? そしてその金額は、胸を張って言える金額ですか?  34歳独身フリーランス。不安定極まりない独り身の私は、現在わけあって貯金があまりありません。2年で2回の引越しやそれに伴う家財道具の新調、婚約破棄、仕事に疲れて休んだことなどで合計200万円以上を使い、気づけば心も財布もスッカラカンになっていました。  これはマズいと、現在は猛烈に仕事に打ち込む日々ですが、そもそも貯金はいくらあれば安心なのか、疑問がわいてきます。  不安からついつい女性誌のお金特集を手に取れば、「20代で1000万円貯めました」という優等生のお財布事情が載っており、1ミリも共感できないうえに、不安がさらに高まって「貯金ない30代はオワコン……」と、枕を濡らす日々。  結婚破棄に引越し2回というイレギュラーなイベントが続いたことは仕方ないにしても、根本には長年の浪費癖があるわけで、私のだらしないマネーリテラシーはどう正していけばよいのだろうか。そこで今回は、ファイナンシャルプランナーでコラムニストの西山美紀さんに、貯金やお金の使い方、そしてマネー知識について聞いていきます。

貯金額の正解ってあるの?

「雑誌のマネー特集を読むのが辛すぎるんですけど!」 「辛いなら読むなよ……」と思いながら、西山さんに貯金のリアルを聞いていきます。
貯金

(写真はイメージです。以下、同)

「まず、心配を解消するための貯金であれば『何かあった時に安心できる金額』を1つの目安にしたいです。具体的な数値にするなら、手取り×6ヶ月分以上。  たとえば急にリストラされた場合、次の就職先を探すのに半年あれば安心だという感覚で提案しています。これが実家なら、住む場所が確保されているわけだからもう少し少なくても大丈夫かもしれません。とはいえ、最悪の事態を想定して持っておくのが貯金なので、やっぱり誰も頼れないことを想定した金額があった方がいいかもしれません」  貯金について語るとき、人はどうしても「貯めた金額=テストの点数や偏差値」と思い、多ければ多いほど良いと勘違いしがちだといいます。 「できることなら、手取りの1割以上をコンスタントに貯めることが理想です。でも人によって必要額も備えも全然違います。たとえばこれから起業したい人は、貯金も多めに準備しておきたいところ。大事なのはたくさん貯めることではなく、自分にとっての必要額をしっかりと捉えることです」

貯金が本当に苦手!どこから始めたらいいですか?

 自分にとっての必要額。思わず「あればあるだけ嬉しい」と言葉が出そうになりましたが、そもそも貯金体質とは縁遠い私のような人間は、どこから始めたらよいのでしょうか。
財布

ついつい散財しがち…

「まず貯金は『未来の自分への仕送り』だと思いましょう! 貯金が苦手な人は、無理して切り詰めて節約する辛い道のりをイメージしがちです。でも、貯める仕組みを作り、天引きされることを忘れてしまう程の楽さを作ることが大事なんです。フリーランスなら、確定申告の還付金の一部をとっておくのも1つの手です」  西山さんいわく、貯金も3つのステップがあるそうです。 <貯金の3ステップ> ●ステップ1:いくらでも良いから「貯める」を習慣にする  まずは貯めて叶えたいゴールと目標金額を決め、毎月1000円や5000円など、自分にとって無理のない金額から貯めていくこと。ここでの目的は、貯めるという行動を習慣化させることにあります。 ●ステップ2:毎月の貯金額を収入の1割に増やす  ステップ2は、ステップ1でできた貯金習慣を、もっと貯めるにはという試行錯誤のフェーズに移行していきます。  ちなみに1と2をクリアする過程では、余裕を生み出すために家計簿などで収支の把握をしたり、貯めるためのワクワクする夢を描くという工程が必要になります。 ●ステップ3:貯まった金額を、使う貯金と貯め続ける貯金に分ける  貯まったら一気に使い切るのではなく、ある程度残して使うことが貯金習慣の継続には大切だそうです。目標を叶えたからと言って残高0円にしてしまうと、その後の気合いも途切れそうです。
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「若くして1000万貯金」に憧れるのは危険
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