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濱田龍臣が二十歳に「俳優を辞めようと思ったこともあった」

 男子高校生(濱田龍臣)と、他界した祖父(イッセー尾形)が、さまざまな人々との関わりを経て交流していく物語『天国からのラブソング』が放送になります(FBS福岡放送 3月15日(日)15時~、BS日テレ 3月20日(金)19時~)。
濱田龍臣・主演『天国からのラブソング』(FBS福岡放送 3月15日(日)15時~、BS日テレ 3月20日(金)19時~放送)

濱田龍臣・主演『天国からのラブソング』(FBS福岡放送 3月15日(日)15時~、BS日テレ 3月20日(金)19時~放送)

 これは視聴者からの超個人的な調査依頼を独自に解決するFBS福岡放送『ナンデモ特命係 発見らくちゃく!』が発掘した感動の実話がベースで、主人公・光井天星を演じた濱田は、そのナチュラルな表現力で実在の人物を好演。観る者を感動のドラマへ誘いますが、ここへ至るまでには人知れず苦労があったことも明かします。この夏節目の20歳になる実力派に作品のことをはじめ、仕事のことなど、現在の心境についても尋ねてきました。

今でもちゃんと役になりきれているか不安

――まず本作ならではの見どころは何でしょうか? 濱田龍臣(以下、濱田)「実在の人物がモデルであることでしょうか。僕は光井天星さんのご家族にもお会いしているので、そういう関係者の方たちが観た時に、ちゃんと光井天星になっているかどうかが、気にはなっています。大丈夫かな? という不安はありました。いまでも気にしています(笑)」 ――好評なのではないでしょうか? 濱田龍臣・主演『天国からのラブソング』(FBS福岡放送 3月15日(日)15時~、BS日テレ 3月20日(金)19時~放送)濱田「そうですね。でも、気を遣って言ってくださっているのかなって、自信がないからちょっと思っちゃうんですよね。僕はなるべくキャラクターに寄せたい、リスペクトしたいんです。実際にギターを弾いている彼は、弾き始めの時に唇を動かすのですが、それを真似てみたり、これはいま初めてインタビューで言いました(笑)。もしかしたらカメラが寄りになっていなくて、そこが映ってないかもしれないのですが(笑)」

やや距離を置いて物事をみるようなタイプ

――モデルとなった光井天星さんと似ているとのことですか、どのあたりが似ていると思いましたか? 濱田「劇中で高校の友だちがふたり出てくるのですが、僕の中学生時代と似たような感じでした。仲がいいのが2~3人いて、よく一緒にゲームをしたり遊んだり、遊びはいつも決まったメンバー。環境が近かったですね」 ――性格的には? 濱田「人間的な性格が似ているので、環境も似ていたのかなと思いました。群れない性格というか、やや距離を置いて物事をみているようなタイプなんです。教室で『またアイツ騒いでるよ』みたいな(笑)。反対に天星くんみたいに『変えましょう!』みたいに声を上げることはないですね」 ――そういう時、どういう感じに(笑)? 濱田龍臣・主演『天国からのラブソング』(FBS福岡放送 3月15日(日)15時~、BS日テレ 3月20日(金)19時~放送)濱田「何も言わないです。現状維持が一番無難ですし。彼は変えようとして一歩踏み出していますが、僕はその一歩は踏み出さないですね(笑)

オーディションに落ち続けていた時、監督の一言で救われた

――撮影は楽しかったそうですね。何が一番思い出に残っていますか? 濱田「10数日泊まる長期のロケで、その時点でちょっと楽しみでした。それに、福岡は美味しい食べものも多いですよね。撮影が早く終わったりすると、ラーメンが大好きなので食べに行ったり、充実していました。もちろん撮影も楽しく、みなさん本当に優しい人たちばかりで、助けてもらいながら撮影を終えました」 ――製作発表の取材の時、イッセー尾形さんが音楽に救われることもあるというようなことを言われていましたが、そういう経験はありますか? 濱田「音楽ではないのですが、ある映画のオーディションの時に言われた監督の言葉に救われましたね。そのオーディションには落ちましたが、ワークショップのように長い時間をかけていろいろやっていた作品で、ある時、監督に別室にちょっと呼ばれて、『まあちょっと今回は……』みたいな話になったんです。  その時落ちたからダメなわけではないと、落ちたけれどもそこで印象に残っていれば、仕事が続くこともあるからと、それは一概に悪いことではないと言ってくださり、それは救われました。その当時、オーディションに落ちまくっていたので、ここまで落ちるんじゃ、仕事を続けても意味ないなと思っていたんですよね」
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俳優をやめようと思ったこともあった
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