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洗濯機買い替えるならタテ型?ドラム式?洗濯のプロに聞いてみた

 洗濯……、可能な限りラクしたい、何なら誰かに代わってほしい。そんなときに、「乾燥機付きドラム式洗濯機買ったら、マジで人生変わった」なんてSNSで話題になったら、それはもう欲しくなりますよね。でも、高い買い物だし、損をするのは嫌。  そこで、昨年10月に『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム刊)を出版し、劇団四季や国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを手掛ける洗濯のプロ「洗濯ブラザーズ」に、買い替えるならタテ型orドラム式どちらがいいのか、乾燥機付きがいいのか、教えてもらいました(以下、洗濯ブラザーズによる寄稿)。 =====

日本でタテ型が主流だったのは「軟水」だから

 日本の洗濯機はずっとタテ型が主流でした。最近は、欧米型のドラム式が増えていますが、シェアでいえばまだ8割以上がタテ型です。  これには理由があります。  日本の水道水は、軟水です。水そのものに高い洗浄力があるのです。  一方、海外は硬水のために汚れが落ちにくく、ドラム式で叩いて汚れを落とす必要があります。だから海外ではドラム式が使われてきました。  ということは、日本ではわざわざ高価なドラム式を買う理由はあまりないのです。水流で洗う方式のタテ型で十分なのです。

いい洗濯は水量が肝。ドラム式では足りない

 むしろ、ドラム式は水量が少ないので、洗浄力という点で不利になります。  いい洗濯のポイントは、「水量」です。タテ型は満水にすれば大丈夫ですが、ドラム式は最大量にしてもまだ足りません。  でも乾燥に関しては、やはりドラム式が優れています。タテ型で乾燥できるタイプもありますが、機能的にはやはり弱いです。共働きのご家庭など、ライフスタイルによっては、ドラム式も便利であることはうなずけます。  また、「もう干すのすら億劫……」というズボラさんも、乾燥機付きでもいいでしょう。ドラム式を選ぶのであれば、①たくさん詰め込まない②こまめに分類して洗うの2つを意識して、正しく使ってくださいね。

日立はシワのばし機能、パナソニックは乾燥時間

リンナイ 家庭用ガス衣類乾燥機「乾太くん」RDT-54S-SV

リンナイ 家庭用ガス衣類乾燥機「乾太くん」RDT-54S-SV 希望小売価格:128,000円(税抜)
(画像:リリースより)

 乾燥機でいうと、ガス乾燥の乾太くんがおすすめですが、これは一軒家じゃないとできないですし、大家族向き。ドラム型の場合、日立のビックドラムはシワのばしてくれる機能があり、パナソニックは、乾燥時間が早いです。
日立 ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」BD-NX120E

日立 ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」BD-NX120E
(画像:リリースより)

パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機」

パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機」(左からNA-VX900AL、NA-VX800AL)
(画像:リリースより)

 ハンガーにかけて干すなど、干すことが抵抗なくちゃんとできる人は、断然タテ型の洗濯機。この場合、除湿器があれば大丈夫です。  また、週に1~2回の洗濯で洗濯物を溜めて洗う人(毎日洗わない人)には、コストも抑えられるので、タテ型がいいと思います。毎日洗いたい派は、洗う量も少ないのでドラム式でも大丈夫。ドラム式はそもそも洗いの水の量が少ないので、洗い物の量が多いと、不具合を起こすこともあるので要注意です。

結論:せっかく買うならタテ型の洗濯機がおすすめ

 結論として、せっかく買うならタテ型の洗濯機がおすすめ。洗浄力に優れており、自分で設定を変えやすいことが大きな理由です。洗濯の質は全自動からマニュアル設定に変えることで格段にあがります。ですので、より洗濯を楽しみたい方や、服を大切にしたい方には、こちらが合っています。  乾燥機能も欲しいなら、乾燥専用の機械を別に買うのがいいでしょう。乾燥機も今はすごく発達していて、ホームセンターで売っている1万円台の小型サイズのものでも充分乾きます。  乾燥機を使うコツは、いったん取り出して干し、ある程度自然乾燥させたのちに、最後の仕上げとして活用することです。すると、衣類が急激な熱によって、縮んだり、シワになったりしにくくなりますよ。 ●『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム刊) 【洗濯ブラザーズ・プロフィール】 茂木貴史、茂木康之、今井良の3人で結成した洗濯のプロ集団。横浜でクリーニング店「LIVRER YOKOHAMA(リブレ ヨコハマ)」を経営するかたわら、国内外の有名アーティストの衣装クリーニングを行っている。公式サイト <文/洗濯ブラザーズ>
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