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『100日後に死ぬワニ』騒動でもわかった、いきものがかりの優等生的スゴさ

 Twitterでじわじわと人気を呼び、多くの人に見守られながら3月20日に最終回を迎えた漫画『100日後に死ぬワニ』(きくちゆうき作)。4月8日にはそれをまとめた書籍も発売されました。  しかし、最終回後の余韻が冷めやらぬ中でのグッズ展開など怒涛のPRが“電通案件(広告代理店・電通が本作の仕掛けに関わっている)でないか?”と多くの批判を浴びました。  その展開の中で、多くの人々が注目したのは数々のヒット曲を持つアーティスト・いきものがかりとのコラボムービーです。テーマソング『生きる』も彼らの書き下ろしで製作。
(画像:いきものがかり「生きる」配信ジャケットより)

(画像:いきものがかり「生きる」配信ジャケットより)

 しかし、なぜここにきていきものがかりなのでしょうか。そこには“ワニ=いきもの繋がりだから”という単純な理由だけではない、『いきものがかり』というグループのすごさが改めて見えてきました。

急ピッチで制作されたコラボ楽曲『生きる』

 作品と彼らの関りについて、いきものががりの公式サイトではこのように発表されています。 “『100日後に死ぬワニ』のテーマに深く共感したいきものがかりのメンバーが、対談相手としてきくちゆうき氏に声を掛けたことがきっかけとなり、今回のコラボムービーの企画がスタート。近しい死生観を持つ4人の想いが重なり、異例の急ピッチで制作が進行され、作品がラストを迎える3月20日(金)の公開が実現しました。”(いきものががり公式サイトより引用)  この一文で注目すべきなのが、異例の急ピッチで制作が進行されたという点です。  最初から仕組まれてないことが本当ならば、話題になりはじめてから企画が立ち上がり、ブッキング、楽曲制作、録音、ムービー制作、そして公開を迎えるまで、あっても3カ月、最短1カ月の準備期間で進められたことでしょう。楽曲制作に与えられた時間は非常に短かったと考えられます。  関わりのきっかけの信憑性は本人たちのみぞ知ることですが、急ピッチで進められたことは誰もが推測できる事実です。  たとえ彼らの曲のストックの中からだとしても、これほどまでにテーマに即し、誰もが納得できるレベル以上の楽曲をすぐに用意できるのは多くのテレビ番組やCMのテーマソングを担当してきた、いきものがかりにしかできないことではないでしょうか。
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全方位への配慮ができる、いきものがかりの安定感
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