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事故死した人気俳優の娘が、亡き父の秘蔵映像を公開。泣ける…

 2013年に交通事故で突然この世を去った俳優ポール・ウォーカー。悲劇の死から約7年、当時まだ10代だったポールの娘は美しく成長し、父親の遺志を継いで積極的に行動している。そしてこのたび、娘がポールの生前の姿を収めた未公開動画を公開し、反響を呼んでいる。

新たに公開された生前の秘蔵映像

ポール・ウォーカー

2013年に急逝したポール・ウォーカー(C)Sbukley

 子役でデビューしたのち、ティーン映画などで活躍したポール。そのルックスから10代の若者の間で注目されるようになり、2001年に公開されたカーアクション映画『ワイルド・スピード』で大ブレイク。日本でも「ワイスピ」の愛称で知られているこの映画が大ヒットしたことで、世界的な人気俳優となった。  この映画はシリーズ化され、続編にも出演したポールだが、第7作の撮影が進む中で交通事故に遭った。2013年11月、友人が運転する車に同乗していたところ、カリフォルニア州の道路を走行中だった車が街路灯や街路樹に激突し炎上、40歳の若さで帰らぬ人となった。  ワイスピファンをはじめ、多くの人々に衝撃と悲しみを与えたポールの突然の死。しかし、その大スターの記憶が薄れることはない。  ポールが元恋人との間に授かった一人娘、メドウ・レイン・ウォーカーはこれまで、インスタグラムに父親の写真や動画を投稿し続け、思い出を失わないように努めてきた。  そんなメドウは7日(火)、新たに父の未公開映像を公開した。インスタグラムに投稿された動画には、ポールの誕生日をサプライズでお祝いする様子がうつっている。
 クローゼットを開けるとそこにメドウが立っており、ポールが「驚いたよ!」と言いながら、満面の笑顔で娘をハグするという心温まるシーンが収められている。 「これをシェアすることになるとは思わなかった。でもそうすることが正しいと思ったの。良い行動を。愛しているわ。安全でいてね」とコメントをつけて投稿したメドウ。新型コロナウィルスの影響で外出もままならない今、多くの人と亡き父の姿を共有しようと、秘蔵映像を公開したのだ。

美しい! と大絶賛される一方、メンタルを心配する声も

 最愛の父を亡くした時にはまだ10代半ばだったメドウも、現在21歳となり、すっかり美しい女性に成長した。
 モデルとして活躍しているメドウは、インスタグラムにその美しい姿をときおり投稿しているが、なかには過激な写真もありたびたび話題に。また昨年夏には、久々に投稿した写真に写っているメドウが「激やせしている」と心配の声も上がった。  すでに210万人以上のフォロワーを誇るメドウのインスタグラムだが、これを見た人々からは「お父さんに似て美人」と絶賛する声も多い一方で、過激な水着姿や頬がこけたように見える写真を見て「メンタル大丈夫か……」「パパが心配するのでは」といった声もあるようだ。
 そうしたなか、先月16日には、ポールに抱かれている幼い日の自身が写った写真を投稿したメドウ。新型コロナウイルスが感染拡大している現状に不安を覚えているかのように、世の終末などを意味する「アポカリプス」という言葉を綴っていた。  こんな状況でも父に頼ることができず、さぞ心細いのではないか……そう感じた人も多かったようだ。  しかしその数日後には、「ポール・ウォーカー財団」を通じて寄付を募り、新型コロナの影響で食事を取ることが困難になった子どもたちを救済する計画を明らかにした。 「ポール・ウォーカー財団」は父親の志を引き継いでメドウが2015年に立ち上げたもの。ポールが生前に行っていた慈善事業を引き継ぎ、海の保護活動や施設で食事提供を行うなどのチャリティー活動を行っている。  今回メドウが呼びかけた寄付は、コロナによって人々が厳しい状況下に置かれていることもあって、目標額に到達するのはなかなか厳しい模様。  それでも、メドウが在りし日の父の姿をインスタで共有したり、父の遺志を継ぐべくチャリティーを行ったりすることで、心が救われるポールのファンは少なくないはずだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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