まるで別人…芸能人の写真修正を女性誌スタッフが明かす
女性誌の表紙を飾るモデルやタレントたちの、美肌と抜群のプロポーション。でもさすがに昨今では、Photoshopなどで「イジってる」のはみなさんもご存知のところでしょう。
ファッション誌関係者たちが目撃した「そ、そこまで……!?」な、誌面お直し事情をこっそり暴露します。

アラサー雑誌編集K:肌の修正なんて当然だよね。毛穴、しみ、しわ、ほくろ、きれいに無くなっちゃうもん。
アラサー雑誌編集A:二重あごとか、アホ毛も当然のように処理してる。美容関係のCMやってるタレントだと何回も何回も事務所から修正入るから大変。あとでガンガン直しいれるくせにメイク時間も超絶長い人いるし……。
K:2、3時間とかねー。脚細く、二の腕細く、とかも普通だよね。この前はあるタレントを「体だけ90%に細く」って指示入れたよ。腕は細くするとバレるからそのままにして。
修正入れたいなら最初から言ってほしいよ。撮影する背景とか考えないと直すの大変だからさ~。
A:顔は本当に実物みんな小さい場合多いけどね。次長課長の河本だって実物はちっちゃくて細かったよ。テレビでは顔大きく見えるのに。
K:反対に、イメージと違って太かったり背が低くてバランス悪かったりする人もいるじゃん。ある人は、女性誌に登場するときは別人の体をくっつけてるんだって。
A:聞いたことある! ●●●だよね。歌番組見てると、スモークもくもくだったり、体隠すロングドレスとか、腕が長く見えるようなトリッキーな衣装だったり、カメラワークが絶妙だったりして、テレビのスタッフも苦労してるんだろうなって思った。
K:スタイリストも、衣装の靴にインヒールぎゅうぎゅう詰めてたりするよね。
A:うん。男性アイドルのスタイリングって職人芸。
K:そういやある有名歌手も、今は修正しすぎってみんな気付いてるけど、昔はスタイル悪いなんて気付かなかった。取材のときも取り巻き以外は近づけなくて、カメラマンもライターも指定してくるから生であんまり拝めなかったし。
多分内輪でスゴい職人芸を発揮してたんだと思う。
A:あんまりテレビに出てこない歌手の人はイメージと違いすぎてびっくりする人いるよね。ファンはライブで観てるから気付いてるんだろうけど。○○○も撮影のときには明らかに“どすこい系”だったのに、誌面ではグラマラス風なセクシーくびれに仕上がったよ。
K:あの人もビジュアル担当が現場仕切るよね。でもうちらには「太いから~」みたいな感じで隠さないし親しみやすいキャラだし、うちらも頑張って協力してあげようって気分になる(笑)。
A:そういう人は業界から悪口出てこないよね。
K:あとはメンズ特集で、ある男性人気歌手を撮ったとき、事務所から「生えぎわ下げる」って修正きたな。
A:あの人ハゲてるの!?
K:やっぱ会わないとわからないよね(笑)。
A:もう何でもアリ!
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もう純粋な目で女性誌を見られなくなりそうですよね。私は、ページをめくりつつどこをお直ししてるのか予想するのを密かな楽しみにしております。
<TEXT/匿名ライターA>
