出会いには“趣味の教室”が合コンより効果的
単なる合コンより相手の性格がわかる、ということで、一時期はやった「ゴルフ合コン」や「料理合コン」。でも、そんな“趣味コン”に行かなくても、実は「趣味で出会う」ことはいつでもできる。しかも長続きする確率が大! 男女双方から、出会える趣味の実例を集めてみた。
なんとなく地味で敷居の高いイメージがある「絵画」。一見、恋愛とは縁遠そうだが、働きながら都内の絵画教室に通う伊藤豊さん(仮名・29歳)は、絵画趣味のおかげで恋人ができたことが何度もあるという。
「絵画教室の生徒は女性が多く(男3:女7)、男性はダサい男かおじいちゃんばかり」(伊藤さん)というから、女性にとっては狭き門。でも、「女性は内向的で地味なタイプ、趣味にお金をかけられるお嬢様タイプ、おばさんの3種類に分かれます」(同)ということなので、ちょっと魅力的な女性なら「教室のアイドル」になることだって難しくないだろう。
そして、男性の手口としては、「モデルを頼む」のが定番らしい。
「趣味が同じだから会話が弾むし、美術館へ誘えば、下心がないフリをしてデートができます。その後は『モデルになってくれない?』と、自宅に誘い込む。密室で“見る・見られる”の関係がムラムラさせるんですよ」
また、教室以外でも、「絵が趣味」というのは出会いのツールとして使えるそうだ。
「例えば合コンだと、自己紹介ではあえて絵画に触れず、中盤ぐらいにその場に馴染んでいないコや奥手そうなコに話を振る。『今日の服、センスいいよね。色のトーンが合っている』とか、相手を褒めつつ、自分に興味を持たせるんです。
そして、『美術館って難しいイメージがあるけど、一緒に行けばサポートできますよ』とデートに誘う。モデルをお願いするときは『最初に見たときから、“立ち姿がすごくさまになっている”と思っていた』などと、褒める。“芸術のため”というイメージ(言い訳)がバリアをなくすんでしょうね」
これは男性側の体験談だが、はっきりって、この手法は女性もそのまんま使えます! 実はエリート男性ほど「美容にしか興味のないバカ女はヤダ」とか言っちゃって、文化・ゲイジュツの匂いがする女性と付き合いたがるものなのだ。
※都市部在住20代独身女性100人に聞きました
・料理:63
・ドライブ:35
・スポーツ観戦:27
・楽器:19
・カラオケ:16
・キャンプ・バーベキュー:14
・ランニング:13
・茶道など「和」の習い事:13
・テレビゲーム:11
・ゴルフ:7
― 「恋がめばえる趣味」最強実例集【1】 ―
若い男性は少ないが、進展は早い「絵画教室」
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