「ファンをやめる=担降り」を決めたヲタクが、やらねばならん5つのこと
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
ジャニヲタをやっていると、しばしば“担降り”という状況に出くわします。
“担降り”とは、「今まで応援していた人のファンをやめること」、また、「やめて、別の人のファンになること」。「あの子、最近担降りしたんだよ」「そうなんだ? 降り先は?」「Aくん。前からわりと好みって言ってたしね」というように使います。
“担当”(応援しているタレント。推し)がグループを辞めてしまった、熱愛などショッキングなことがあった、許しがたいキャラ変があったなど、“担降り”に至るトリガーはさまざまですが、“降りる”と決めた場合、やらねばならんことがあります。
それは、“◯◯くん担のあなた”に関わってくれた人たちのケア! スムーズに担降りができるよう、こんなことに気をつけてみてください。
●“相方”がいる人は、真っ先に相談
いつも連番したり、一緒に遠征するような相方(ヲタ活のパートナー)がいる人は、真っ先に彼女(彼)のことを考えましょう。
いきなり切り捨てるように「私、◯◯担降りるから!」などと突きつけるのは、いただけません。「降りようかな……?」という気持ちが固まりはじめたら、少しずつ「なんか最近、熱が入らないんだ」「ちょっと距離を置いてみようかと思ってる」と伝えるなど、相方も心の準備ができるよう、段階を踏むといいと思います。
●参戦予定だったライブを見直す
相方と参戦を約束していたライブやイベントをどうするか、見通しを立てましょう。
「◯◯くんの担当は降りるけど、グループとしては好き」「降り先が同グループの別メンバー」なら、“そのまま参戦”もアリ。でも、そうでないなら約束していた公演までは付き合うとか、協力できることがあれば今までどおり協力するとか、対応を決めておくといいですよ。
相方が完全なる“ヲタ友”で、降りたら基本会わない人なのか、リア友でもあるかによりますが、彼女(彼)を尊重した振る舞いをするのがベストです。精算の済んでいないチケット代や、CDなど物の貸し借りがあれば、こちらもスッキリさせましょう。
●SNSでサラリと報告
“◯◯担”として参加したり、運用しているSNSがあれば、担降りについてサラリと報告しておくとスマートです。突如“行方不明”になると心配させてしまうし、お勧めしません。
●グッズや雑誌を整理する
熱心に集めてきた担当のグッズや雑誌。思い切って処分するのもいいですが、なんといっても今まで愛情とお金をかけてきたものです。欲しい人に譲る、新しい担当のグッズと交換するなど、前向きな処遇を考えてみましょう。
●“担当”に感謝する
どんな思いで“降りる”にしても、彼を応援してきたことで得られた幸せがたくさんあったはず。これについては、「今までありがとう」と胸の中で告げ、気持ちに区切りをつけるといいですね。不満をボヤくことがあってもいいですが、いよいよさよならするときは、ぜひ感謝して美しい別れを。
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いかがでしょうか?
とても好きだったけど、何かのきっかけで離れたくなることは、誰の身にも起こりうることだと思います。
あなたがヲタ友から担降りを告げられた場合も、相手を責めたり、ディスったりするのは無益です。おたがい、おだやかに仕切り直せるよう誠実に向き合うこと。
これが、担降りする際の“最後のミッション”ではないかと思います。
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
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担当への感謝も忘れずに!
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』