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超人気ドラマの主演が降板。「演じたくない」理由に賛否の声

 日本でも大ヒットしたアメリカの人気ドラマ『プリズン・ブレイク』。新シリーズへの期待が高まる中、主演のウェントワース・ミラー(48)が、ドラマからの降板を正式に発表した。かつて、多くのファンを熱狂させた“監獄王子”の「やめる」宣言に、波紋が広がっている。

大ブームになった脱獄ドラマ。新シリーズ製作の噂も

ウェントワース・ミラー

ウェントワース・ミラー

 イギリスで生まれ、アメリカで育ったウェントワース。大学卒業後から俳優を目指し、2005年にサスペンスドラマ『プリズン・ブレイク』の主役マイケル・スコフィールド役に抜擢された。  2005年から放送開始された同ドラマは、本国アメリカのみならず世界でも大ヒット。シーズン4まで放送されたが、2009年5月の「ファイナル・ブレイク」でいったん完結した。2017年にはシーズン5として復活したが、同年5月に放送が終了。その後、シーズン6が製作されるのでは? との噂も浮上し、ファンの間からは期待の声が高まっていた。  同ドラマのなかでも、特に絶大な支持を受けているのが、ウェントワース演じる主役マイケル。無実ながら投獄され、死刑宣告を受けた兄を救うため、わざと罪を犯して自ら服役し、兄弟で脱獄を目指すという役どころだ。ハラハラドキドキの展開が繰り広げられるなか、マイケルの知的さや凛々しさに多くのファンが魅了された。
プリズン・ブレイク

プリズン・ブレイクのDVD
(※画像:Amazonより)

 このドラマをきっかけに一躍スターとなったウェントワースは、その端正な顔立ちから「イケメンすぎる俳優」「監獄王子」などと評され、女性の間で人気が急上昇した。 『24 -TWENTY FOUR-』などと並び、海外ドラマ人気をけん引してきた『プリズン・ブレイク』。日本テレビ系列やNHK BSプレミアムなどで放送されたほか、DVDレンタルでは2007年度海外TVドラマ部門でレンタル1位になるなど、日本でも大ブームとなった。

「もう、マイケルは出てこない」と宣言した理由

 いまだ新シリーズを待望する声が多い中、主演のウェントワースが先週末、ドラマについてSNSで重大発言をした。自身のインスタグラムに、真っ白な画像と共にメッセージを投稿。そこには、こうつづられている。
「『プリズン・ブレイク』を降りたよ。正式にね」僕はただ、ストレートの役を演じたくないだけだ。彼らのストーリーは、これまで何度も語られてきたからね」 「だから、もうマイケルは出てこない。もし君がドラマのファンで、新しいシーズンを望んでいるのなら、がっかりさせてしまったことを申し訳なく思う」  作中では、サラという女性と恋愛関係にあるマイケル。けれども、これ以上ストレート(異性愛者)の役を演じたくないと考えるウェントワースは、今後マイケル役を再び演じるつもりはないと宣言。ドラマからの降板を発表したのだ。

ドラマ共演者やファンたちの反応は……

 今回、ドラマ降板の意向を明かしたインスタ投稿では、自身が経験したネットいじめについても触れている。  2013年に同性愛者であることをカミングアウトし、それ以降、差別的なコメントにさらされ続けてきたウェントワース。インスタの中で「僕自身のことはどうでもいい」としながらも、自らのセクシュアリティで悩んでいる「クイア」の子供達を憂慮。同性愛を公表した自分がSNSで中傷されていることを知れば、クイアの子供達も自身の性的指向に悩み、傷つくのではないかと懸念を示している。  自分の性的指向を隠し続けることのプレッシャーに耐えられず、過去には何度も自殺を図ったというウェントワース。だからこそ彼は、自分が悩んでいたときには存在しなかった、手本となる人間になりたいと思っているのだ。  そんな強い思いは、ドラマの共演者たちにも通じている。恋人役を演じた女優サラ・ウェイン・キャリーズがウェントワースを支持する声明を発表したほか、兄役を演じたドミニク・パーセルも「君の理由を100%支持し、理解する」とコメントしている。  ドラマ降板をめぐっては、ファンの間でも賛否が分かれているようで、「その決断を尊重する」という意見もある一方で、「俳優ならどんな役でも演じるべきでは」といった反対意見も寄せられているという。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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