ジャニーズのフェイスシールドが優秀だと話題に「なんという軽やかさ!」
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
ジャニーズが幅広い社会貢献・支援活動を行っていく“Johnny’s Smile Up ! Project”の一環として、ライブ鑑賞時の飛沫感染予防のために配っているのが、オリジナルのフェイスシールド“スマイルアップシールド”です。
当初は、「せっかくのコンサートなのに、ものものしいな……」「マスクだけでもつらいのに」といった声も聞かれましたが、フタを開けてみれば、ヲタのみなさんは前向きにこれを採り入れているようです。
再開されたジャニーズのライブにいくつか参加しましたが、開演前、双眼鏡のピント合わせやペンライトの点灯チェックに続き、マスクにシールドをセットして装着するという流れが、すでにルーティンになりつつある模様。
友だちと一緒の人は、シールドがうまく着けられているか、おたがいに確認しあっていました。また、「さすがジャニヲタ!」と思われる事例もいくつか見られ、ヲタの明るさ、たくましさを感じて胸が熱くなった次第です。
せっかくなので、“スマイルアップシールドのできる子っぷり”を挙げてみたいと思います。
そもそも、スマイルアップシールドは入場時に無償で配布される予防具です。毎回、フレッシュなシールドを渡されるので、持参したり使い回す必要もなく、衛生的。
先日参加したKAT-TUNのコンサートでは、シールドのフチに「KAT-TUN大好き」などの文字を貼ったり、シールで飾って可愛くデコっているヲタさんもいました。ジャニヲタ装身具の歴史の中には、ハチマキ、花冠などさまざまなアイテムが登場しましたが、このスマイルアップシールドも“ライブを楽しむグッズ”として昇華されそうな気がします。
シールドの装着は“強制ではなく、任意”なのですが、「シールドを着けていると、メンバーからファンサをもらえる!」という体感もあるようです。
コンサートならおおむね2時間はシールドを外さないので、ふだんは気にならない重さもじんわりとストレスをかけてきます。
試しに各種シールドの重さを調べてみたところ、額に巻いて着ける“監察医型”が、約25グラム。耳掛け式の“メガネ型”は、約40グラムもありました。これに対し、オレたちのスマイルアップシールドときたら、たったの10グラムという軽やかさ!
何これ、“抱かれたいシールドNo.1”なんじゃね??
実際、接客業のヲタ友は「仕事柄、いろんなフェイスシールドを試してきたけど、マジでスマイルアップシールドがいちばん有能!」と言っていました。
「監察医型は、長時間着けていると額に当たるスポンジが熱くなってきちゃうの。メガネ型は、メガネに慣れていない人には思った以上にわずらわしいし、耳が痛くなる」とのこと。
スマイルアップシールドは手持ちのマスクに装着して使うので、バンドやフックといった留め具は付いていません。形は、18×26センチほどのフラットなクリア板で、持ち運び時もかさばらず、いい感じ。クリアファイルなどにはさんでバッグに入れておくと、ライブ以外の必要時にも役立ってくれそうです。
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本当なら、シールドもマスクも取っ払って声援を送れるライブがいちばんなはず。でも今は、できることをしてエンタメを守ることが肝要です。自担グループが「出演者も、お客さんも無事にオーラスを迎えられた!」と言えるように、協力して盛り上げていきたいですね。
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>

ヲタの明るさとたくましさが素晴らしい!
タダでもらえる!
“ファンサがもらえるグッズ”として伸びしろアリ!
軽い! たったの10グラム!
かさばらない!
みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』