「早漏でセックス下手」とバラされ…ママ友トークに夫ボーゼン
「結婚してから、運が悪くなった」。夫婦関係の取材をするたび、このようにグチる男性に出会うことがある。妻からすると「お互いさまだ!」と思うだろうけれど、まずは夫側の言い分を聞いてみよう。
●柿沼礼治さん(仮名・47歳・自営業)のケース
今年で結婚12年目を迎える柿沼さんの妻(36歳)は安田成美似の元キャバ嬢。一目惚れして店に通いつめて口説き落とし、ほどなくデキ婚したという。そんな美人妻の欠点は、「放送局」の異名を取るくらいにおしゃべりなこと。
「朝のゴミ出しに行ったかと思えば昼のサイレンと共に帰ってくるとか、スーパーに行けば帰宅時には冷凍食品がすべて自然解凍しているとかはザラ。PTAの会合では深夜まで学校に残っていたせいで、警備会社のセキュリティシステムが作動、なんてこともありました」
夫婦間のことを包み隠さず赤裸々に、洗いざらいしゃべってしまうため、柿沼さんはかなり恥ずかしい思いをしているという。
「ご近所のダンナさんから『柿沼さん、井戸端会議のネタにされてるよ』と聞いたときはア然としました。ウチは子供が3人とも男で、年子のせいか『ダンナさん、絶倫なの?』とママ友によく聞かれるそうなんですけど、そのたびに妻はいかに僕のエッチが下手で早いかを力説するらしい。ナニの形状や体毛の特徴までバラされてます」
これだけでも屈辱なのに、「口臭が雑巾の臭い」「靴下が納豆の臭い」「靴紐が結べない」「クモを見ると逃げ出す」「夏でも腹巻きをしないと下痢する」「ナースもののAVが好き」「寝グセ防止のため、ナイトキャップ代わりに妻のパンツをかぶって寝ている」などなど、妻は次から次へと暴露し、柿沼さんの恥ずかしい秘密は近所中にダダ漏れ。
「町内を歩いていてすれ違った人が笑いをこらえたり、こらえきれずに噴き出すのは日常茶飯事。これみよがしにヒソヒソ話を始める人もいます」というくらい有名人になってしまっている。
「一度、『人の秘密を勝手にバラすのはルール違反だ』と抗議したけど、『夫って他人じゃないでしょ?』と言われ、諦めました……」
昨今、夫(妻)のプライバシーを勝手にツイッターでつぶやいて、ケンカの種になることも多いとか。たしかに女同士のおしゃべりでは、「夫のセックスがヘタ」話は定番だけど、ご近所トークやツイッターでバラすのはやめておきましょう。
<PHOTO/Syda Productions>
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ママ友経由で近所中にダダ漏れ
