声優界やお笑い界など、個性的な役者が各界からこぞって結集している『鎌倉殿の13人』ですが、なかでも際立って多いのが、柿澤さんをはじめとする
ミュージカルで名を上げている俳優さんたちです。
柿澤さんの他にも、新納慎也(阿野全成役)さん、宮澤エマ(全成の妻・実衣役)さん、シルビア・グラブ(藤原兼子役)さん、栗原英雄(大江広元役)さんも多くのミュージカルに出演してきた役者さんです。

画像:新納慎也オフィシャルサイトより
他、源仲章役の生田斗真さんや三浦義村役の山本耕史さんなど、ミュージカル出演経験を持つ人を含めたらキリがないほどです。
時代劇とミュージカル俳優。一見、ちぐはぐなようにも見えますが、現代から800年以上も遠く離れた時代が舞台だけに、彼らの美しく凛として浮世離れした容貌は、
当時のリアリティやダークな雰囲気を表現した暗い画面にもとても映えます。
時代劇の地味で陰鬱(いんうつ)とした中に登場する彼らの姿は、華を感じさせ、同じような装束や鎧、袈裟(けさ)が揃う中でも目を惹き、長く見ていても苦痛になりません。そういう部分が多く起用される理由なのでしょう。
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