86歳、現役アパレルショップ店員が明かす「おしゃれに暮らす5つのコツ」
「いつもお気に入りのもの、好きなものに囲まれていたいのです」と、86歳にして現役アパレルショップ店員の小畑滋子さん。
スポーティエレガンステイストの服を着こなし、颯爽と出勤する姿は、Over80にはとても見えません。そんな小畑さんの信条は、シンプルイズベスト。それは服装だけでなく、暮らしぶりにも表れています。
先日、『クローゼットには似合うもの、いいもの、大好きな服だけ』(大和書房)を出版した小畑さんにおしゃれに暮らすコツを聞きました。
数年前に夫を亡くし、いまは一人暮らしをしている小畑さんのお宅にお邪魔しました。
築50年ほど経つ家は、昭和レトロな趣。ダイニングテーブル、ソファ、照明、時計――どれも小畑さんのセンスで統一されています。
「自分の好みをとことん追求し、選び抜いて揃えたものばかり。妥協して買ったものは一つもありません」小畑さんらしさがあふれる空間は、おしゃれ度も居心地も満点です。
服や靴、時計、アクセサリーなどを揃えるときも、ものに妥協しない姿勢は一貫しています。
「ブランドや値段ではなく、生地や素材の質やデザインを重視しています。気に入ったものは何十年でも長く使い続けますよ! 50代のころに手づくりした冠婚葬祭用のドレスもまだ現役です」
おしゃれに暮らすコツ①「ものを買うときは妥協しない」
おしゃれに暮らすコツ②「いいものを長く愛用する」
