秋ドラマ“絶対面白い”ベスト3。日曜劇場も大期待だけど、『silent』のタッグで間違いないのは
じつは、ドラマ枠がどんどん増えている2023年。話題作が目白押しの中で、もはやどれを観ていいか分からない!? という方のために、毎クールの全ドラマチェックを欠かさない筆者が厳選。2023年の秋クール、プライム帯(19~23時)に放送されるドラマの中から「絶対に外さない」おすすめドラマ3選をご紹介します。
まずは夏クールも盛り上がりまくった“日曜劇場”を、引き続き秋クールも推したい! 10月15日スタートの『下剋上球児』(TBS系、日曜よる9時~)では、劇場版にもなった『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)以来約2年ぶりに鈴木亮平が日曜劇場主演を務めます。
本作は、高校野球を通じて、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くヒューマンドラマ。ストイックな役作りと高い表現力で日本を代表する俳優といっても過言ではない鈴木亮平が、今回は一見どこにでもいそうな“ごく普通”の教師・南雲を演じます。
もちろん日曜劇場らしく、脇を固める俳優陣も豪華実力派ばかりです。南雲の同僚教師役には黒木華、妻には井川遥、そして野球部に大きく影響を与える大地主の役は小日向文世。生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、山下美月らも脇を固めています。そして、野球部員のキャストたちの中には、次世代のスターがいるかも知れません。
本作を選んだのは、日曜劇場の間違いないキャスト陣に加え、制作スタッフの布陣が最高だから。皆さん、2年前の秋に放送されたドラマ『最愛』(TBS系)を覚えていますでしょうか? 今回の『下剋上球児』は、『最愛』のタッグが手掛ける作品なのです。
日曜劇場『下剋上球児』
キャストはもちろん、制作陣が“最高”!
新井順子プロデューサー×塚原あゆ子監督は、他にも『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』『MIU404』『アンナチュラル』(ともにTBS系)と、ドラマファンを魅了してきた名物コンビ。そして脚本家の奥寺佐渡子氏は、『最愛』をはじめ『Nのために』『わたし、定時で帰ります。』(同)などを手掛け、構成力だけでなく登場人物たちの“心の葛藤の描き方”が秀逸な方です。そんな最強制作チームが挑む、初めての「日曜劇場」。きっと日曜劇場ファンの皆さんも納得の作品になると思います。