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コバエ駆除は「ハエの種類によって対策を変える」必要アリ!プロに聞いた方法とは?

 気が付くといつの間にか飛んでいて、人を刺す・かむなどの直接的な害はないけれどうっとおしいコバエ。
コバエ

※写真はイメージです

 サイズが小さいために網戸をすり抜けたり、わずかな隙間から室内に侵入してきたりしますよね。小さすぎるがゆえに、叩いたり捕まえたりしようとしてもなかなか難しいのがイライラします。  そこで今回はアース製薬に、コバエ対策を聞きました!(※以下、コバエの写真を掲載しています。苦手な方はご注意ください)

コバエの定義って?

 コバエといってもそういう名前の虫がいるのか? 定義(?)がわからない方も多いのではないでしょうか。 「コバエとは、ハエ類のなかでも体長が1~5mmの小さなハエの総称です。コバエが成長して大きなハエになるわけではありません。一般家庭に発生するコバエの代表的な種類は、ショウジョウバエ類やチョウバエ類、ノミバエ類、キノコバエ類などですが、種類によって生態も発生場所も異なります」(アース製薬)  種類ごとに特徴や対策も異なるんですね。ここで特に多いコバエの種類と対策を見てみましょう。

コバエの種類(ショウジョウバエ類・ノミバエ類)

【ショウジョウバエ類】 コバエ キッチン回り、生ごみ付近に発生するショウジョウバエ類。体長2~4mmで色は黄赤色、黒色なのが特徴です。  気温が25℃なら卵から約10日で成虫になり、翌日には産卵します。その成虫が産卵するため、あっという間に増えてしまいます。特に果物を好む傾向がありますので、痛んだ野菜や果物、飲み残しのアルコールなどは注意が必要です。  キッチンでゴミ箱は蓋つきのものを使用し、三角コーナーやシンクはこまめに掃除をして、生ごみはナイロン袋などで密封しニオイが漏れないようにして、できるだけ早めに始末します。食品や飲み物を放置しないことも重要です。 【ノミバエ類】 コバエ 同じくキッチン回り、生ごみ付近に発生するノミバエ類。体長は1~5mmで黒色をしています。  足が発達しているため、飛ぶというよりは俊敏(しゅんびん)に動き回るのが特徴です。  キッチンでゴミ箱はフタつきのものを使用し、三角コーナーやシンクはこまめに掃除をして、生ごみはナイロン袋などで密封しニオイが漏れないようにして、できるだけ早めに始末します。稀に肉などの食品に潜り込み産卵することがあり、食品や飲み物を放置しないことも重要です。
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トイレのコバエには?
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