切ったらビックリ!ワンコにトトロ、つば九郎…かわいいお顔が現れるパンが楽しい。作者を取材
食事は、「おいしい」だけでなく「楽しい」という要素も重要。そんなことを再認識させてくれるスイーツを発見しました。
なんの変哲もなさそうな食パンをカットすると、舌をペロリと出した柴犬が出現! 耳の部分も色違いにすることで再現されており、そのきめ細かさも見逃せません。
だんめんパンをつくろうと思い立ったきっかけは?
「Instagramで金太郎飴のようなパンを見かけ、『おもしろそう!』と目を奪われたのがきっかけです。それで『私もつくってみよう』と思い、2016年秋ごろからつくるようになりました。最初は本などを見ながら基本的なつくり方を覚え、その後は自分でいろいろ試行錯誤しながらつくっています」
だんめんパンの大まかなつくり方は、以下です。
(1)パン生地をつくる
(2)生地に色をつける
(3)金太郎飴のように組み立てる
(4)焼く
「だんめんパンをつくり始めた頃は組み立てるのに最適な、かつ、おいしくなるパン生地の配合を見つけることが大変でした。イメージ通りの断面にする工程に関してはいつも苦労しています。最初よりは慣れましたが、今でもなかなか思い通りにはできません……」
ちなみに、パン生地には国産の小麦粉とバターを、色づけには天然素材を使っているとのこと。つまり、味と健康面にも配慮されているのがだんめんパンです。かわいいだけじゃなかった!
記事冒頭で紹介しただんめんパン、かわいかったですよね? かつて、柴犬を飼っていたことがあるというだんめん屋さん。その思い入れがパンに注ぎ込まれたというわけです。
「四角のパンに柴犬とわかるようにデザインするところが難しかったです。笑っている表情になるように意識しました」
目や鼻などの黒い部分にはブラックココアパウダーを、舌の赤い部分にはベニコウジ色素を、顔半分の茶色い部分にはカボチャパウダー&ココアパウダーを使用し、見事に笑顔の柴犬だんめんパンが完成しました。
実は、柴犬だけじゃないんです。これまでに数多くのだんめんパンをつくってきただんめん屋さん。なかでも、特にお気に入りは?
「一番気に入っているのは、ビションフリーゼのだんめんパンです。今までで一番たくさん作っていて、すごく愛着があります」

金太郎飴のように切ると断面に絵が現れる、この「だんめんパン」をSNSにアップしているだんめん屋さん(@izumickey0719)にいろいろ話を聞いてみました。柴犬のだんめんパンを
— だんめん屋 (@izumickey0719) November 18, 2024
焼きました🐕#柴犬 #だんめんパン#shibainu #bread pic.twitter.com/SEfO7ZEYqi
だんめんパンはどうやってつくるのか?
一番気に入っているのは……
白い肌と黒い目、ちょこんと乗っかったお鼻など、どこも完全にビションフリーゼ!ビションフリーゼのパンを
— だんめん屋 (@izumickey0719) March 7, 2023
焼きました。#ビションフリーゼ #ぱん #パン#bichonfrise #だんめんパン pic.twitter.com/JlHsN3c1fL