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のん、11年ぶり“地上波ドラマ”に!独特な私服のファッションセンスを、スタイリストが解説します

 11年ぶりに、のん(31)を地上波ドラマで見られる! 2025年4月期の日曜劇場『キャスター』(TBS系)にのんが出演することを、2月末の『女性セブン』が報じて大きな話題になりました。3月中旬時点で番組HPには載っておらず、何回ぐらい登場するのかわかりませんが、同誌によると、あのSTAP細胞騒動の小保方晴子さんをモデルにした役だそう。期待が高まります!  事務所独立トラブルで、能年玲奈→のんと改名を余儀なくされて、テレビから遠ざかっていた彼女。とはいえ、すでに映画や配信ドラマ、雑誌、音楽活動、ブランド運営と大活躍しており、ファッションリーダーとも見なされています。
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のんInstagramより @non_kamo_ne

 今回は、のんのInstagramから私服をいくつか取りあげ、独自のセンスに注目してみました(以下、スタイリスト大日方理子さんの寄稿)。

ヴィンテージっぽい×尖ったデザイン

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のんInstagramより @non_kamo_ne

MASU(エムエーエスユー)のジャケットとはセレクトショップで出会った、とインタビューで話していました。デザイナーの後藤愼平(ごとうしんぺい)さんはヴィンテージの服が好きだそうで、ディティールにこだわったヴィンテージライクなデザインが人気です。メンズとレディースは分かれておらず、ユニセックスで着られるサイズ展開になっています。 コットンのボディに素材違いの襟がついたカバーオールのジャケットは、Barbour(バブアー※)の人気再燃に伴い去年あたりから流行しています。のんさんが選んだジャケットもカバーオールのデザインですが、ピンクのエンボス加工のクモの巣柄、襟はエナメル素材とセンスの尖ったもの(オンラインショップでは、3月18日時点で、半額の36,300円になってました)。 こんなに個性的なアイテムをさらっと着こなしてしまうあたり、タダ者ではありません! ※バブアー:1894年、イングランド北東部の港町サウスシールズで創業したブランド。アウタージャケットが有名

「ぶかぶか大好き」ボーイッシュな装い

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のんInstagramより @non_kamo_ne

「ぶかぶか大好き」と投稿していたトップスはMaison MIHARA YASUHIRO(メゾン ミハラヤスヒロ)の商品でした。デザイナーは三原康裕(みはらやすひろ)さん。靴からスタートした珍しいブランドですが、パリコレに参加するなど服も人気です。芸能人やミュージシャンにファンが多いイメージがあります。 大胆なカットアウトが入ったブラックデニムと合わせていて、上下ともに個性的ですが、色数を抑えてバランスよく着こなしていました。装いがボーイッシュな分、のんさんのキュートさが際立っています。
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ルールに縛られない組み合わせ
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