「オッサン上司と鍋をつつくのは嫌!」ビミョーな鍋のNGマナー5つ
飲み会の定番といえば鍋。でも一口に鍋といっても、水炊き、しゃぶしゃぶ、もつ鍋、豆乳鍋、トマト鍋、カレー鍋、キムチ鍋など種類はさまざま。だからこそ、冬は安易に「鍋でいい?」となりがちです。
では、今年はどんな鍋が流行ってるのでしょう? 食に関する情報のポータルサイトを運営する「ぐるなび」では、「この冬食べてみたい鍋」についてユーザーに調査しています。その結果はというと……
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1位:プレミアム鍋(84.4%)
2位:ヘルシー鍋(80.0%)
2位:白鍋(80.0%)
(有効回答数:1195人)
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高級志向の高まりにより、ワンランク上のプレミアム商品を求める動きが加速しているそう。プレミアム鍋とは聞き慣れない言葉ですが、この調査では「あなたが食べてみたいと思う『プレミアム鍋』のメニューは?」という問いも。それによると食材は、1位「カニ」、2位「フグ」、3位「フカヒレ」という結果となっています。う~ん、確かにプレミアム!
ちなみに、昨年2013年冬にぐるなびが実施した「食べてみたいプチ贅沢鍋」の調査によれば、1位は「高級肉鍋」でした。今年の冬は肉ブームが一巡し、高級海鮮へ注目が集まっているようです。「だって流行ってるじゃん?」を合い言葉に、「カニ」や「フグ」「フカヒレ」の鍋をリクエストするのもアリかもしれません。
鍋は気軽にみんなで食べられてラクではあるけれど、正直苦手……という人がいるのも事実。家族や仲の良い友だち同士ならまだしも、仕事上の付き合いだけの同僚や、初めて会った相手がたくさんいる合コンなど……潔癖性ではなくてもちょっと抵抗を感じてしまう人もいます。
ということで、これだけは許せない! という鍋の出来事をOLさんたちに聞いてみました。
1)「風邪引いてるのに直箸で食べる人。直箸を気にして逆さ箸にする人も嫌! 正直一緒に鍋をつついたくらいで風邪がうつるのかどうかはわからないけれど、菜箸やおたまを使うなど気を遣ってほしい……」(28歳・営業)
直箸を気にしない間柄ならいいのかもしれませんが、そうでない場合は最悪のシチュエーション。しかもこういうのは一度気にしてしまうと引きずってしまうので、とてもじゃないけれどお腹いっぱい食べることはできなさそうです。
2)「やたらとよそいたがる人。私はきちんと火が通ってから食べたいので、生煮えの状態でよそわれると困ります。一度よそわれたら鍋に戻せないし……」(26歳・事務)
肉が生煮えの場合は、お腹でも壊したらどうしてくれるのだ?! とも言いたくなりますよね。野菜もクタクタになるまで煮込むのが好きな方もいるようなので、よそう際はご注意を。
3)「会社の飲み会で、上司がねぶり箸&直箸で鍋をつついていたのが気になって仕方なかった。鍋は好きだけど、それは仲良い相手と食べる場合なんだと気づいた。加齢臭のおじさんがねぶり箸で食べる鍋は耐えられない……」(23歳・広報)
そもそも、食事中に箸をなめる“ねぶり箸”はマナー違反とされていますよね。ただでさえ良い気持ちはしないのに、苦手なオジさんがねぶり箸で直箸なんて、生理的に無理!無理!
4)「鍋の火をつけたまま、しゃべってていっこうに食べない人たち。煮すぎてグダグダになった状態で残すなんて、食べ物に失礼です」(27歳・販売)
5)「鍋の火のすぐ近くに、瓶ビールを置く人。ビールがぬるくなってマズい!」(26歳・マスコミ)
一緒に鍋を囲めるかどうか、は相手との仲をジャッジするひとつの手立てになりますね。流行りのプレミアム鍋も、何を食べるかより誰と食べるかが試されそうです!
<TEXT/高野萌奈>
意外と気にする人も……「鍋のマナー」とは?

高野萌奈
ハヤりものと噂話に首をつっこまずにはいられないミーハーライター。OLの心を持つコスメフリーク兼万年ダイエッター