フェラーリ男のオレ様ぶりが痛すぎる…高級外車男にご用心
こんにちは、恋愛のプロ・ゆみです。
みなさんは高級車に乗ったことはありますか? 庶民の憧れである高級車ですが、ゆみには「自慢するだけのものなんだな」と思った瞬間があります。今回はそのお話です。
友人に「面白い人がいるんだよね」と紹介され、2人で食事することになったアラフォー経営者の佐藤さん(仮名)。
ホテルのラウンジで待ち合わせし、お茶をしたあと、彼から「レジデンスの駐車場へ行こう」と誘われました。駐車場に連れて行かれ、高級外車「フェラーリ」の助手席に乗せられると、彼はおもむろに車のエンジンをかけ始めました。そのまま食事に行くのかと思ったら…
佐藤さん:「どう? フェラーリのエンジン、スゴいでしょ」
ゆみ:「(え!?←声にならない心の声)わぁ~フェラーリのエンジンってスゴいですね」
佐藤さん:「だろ~。フェラーリはうんたらかんたら(満足気)」
と、結局それだけで車を降り、近所の焼肉屋さんで食事をしてバイバイしました。フェラーリが移動手段ではなく、エンジンをかけて楽しむものということを、そのとき初めて知りました。いやー面倒臭いですね! これだけでもビックリする事件だったのですが、さらに後日談があります。
佐藤さんからランチに誘われたある日、「パーソナルトレーニングを午前中に受けないといけないから、その後でもいい?」とゆみが返すと、「じゃあ、オレがフェラーリで迎えに行くよ」と佐藤さん。いちいち車種を言うのは、なぜなのでしょうか。
青山のジムでピックアップしてもらって「わざわざ、ありがとうございます~」と言いながらシートに座ると、「ねぇトレーナーの人、オレの車見てた? フェラーリでお迎えに来てもらうなんて『ゆみちゃん何者?』って感じだよね~。ははは~」と勝手に上機嫌。いや、トレーナーさんは外までお見送りしていないし、絶対に車を見ていなかったんですけど。
さらに、ランチの席で、
佐藤さん:「ゆみってさ~素材は悪くないんだよね。もっと化粧とか服装とかちゃんとしたら?」
ゆみ:「(は!?←声にならない)そういうこと言うなら、責任もってお膳立てしてもらえます?」
佐藤さん:「は~? 嫌だよめんどくせーし、バーカ!」
バーカ!? こんなこと大人になって初めて言われました。どうやら一人で食事するのが苦手らしく、女性を食事に誘っては失礼なことを言ってくる佐藤さん。寂しがりやのくせに失礼なんですよね。お金を持っていても、こんな面倒臭い男と付き合うのはゴメンです。
昔ほど「自家用車=男のステータス」という認識はなくなってきていますが、やっぱり高級車に乗っている男性はお金を持っていそうだし、世間的にもモテます。しかし佐藤さんに限らず、そこそこ稼いでいて手がかかる車に乗りたいと思うような男性は、こだわりが人一倍強かったり、面倒臭かったりする人が多いです。BMW、ポルシェくらいならまだ普通にいい人も多いですが、フェラーリクラスになると、一気に変な人の割合が多くなると思います。あと、オープンカーも面倒臭い人が多いです。「どう?成功してるオレをみんな見て!」的な。
みなさんも高級外車に乗っている男性とのデートには注意してくださいね!
<TEXT/恋愛のプロ・ゆみ>
