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「ベッキーは昔の私」本気の不倫、結末はどうなる?

 新年早々お茶の間を賑わせたベッキーと『ゲス極。』川谷絵音の不倫騒動。謝罪会見で鎮火をみせるかと思いきや、川谷氏の妻が本音を公開、水面下での交際続行説まで飛び出し、盛り上がりを見せる一方。  そんな騒動を横目に、過去を懐かしむ女性がひとり。「昔の私を見ているようだわ」と、当時の思いを語ってくれました。

新婚の妻も顧みないほど、燃え上がった本気の不倫

  大手企業に勤めるエリート夫を持つミナコさん(仮名・34歳)は、都内の高級マンションで優雅な暮らしを送る専業主婦。今のご主人と知り合う前、情熱的な恋に身を焦がしたといいます。 「職場の同僚とね、不倫していたんです。私はまだ独身でしたが、彼には新婚の奥さんがいました」  中途採用で入社したミナコさんにひとめぼれしたというAさんは、なんとそのとき新婚10か月。1年目の記念日を迎える直前にもかかわらず、ミナコさんとの道ならぬ恋に踏み出したのだそう。 「彼は今まで一度も浮気や不倫はしたことがないといっていました。その言葉を信じられるくらい真面目な人だったので、きっと“浮気”ではなく“本気”になってしまったのでしょうね」  想いを確認しあった日を境に、妻へは「仕事」と偽ってミナコさんと過ごす時間が増えていったAさん。夫婦で迎えるはずだった初めての結婚記念日でさえも、「出張」と偽ってミナコさんと旅行に出かけていたそうです。 「性格も趣味嗜好も、もちろん体も、すべての相性が良すぎて離れられなくなりました。私も本気になってしまったんです。彼の幸せを優先したいから家庭を壊すつもりはありませんでしたが、もし彼を独占できるなら、世界中を敵に回してもかまわないとまで思っていました」  そんな思いが伝わったのか、Aさんのほうから「一緒になろう。少しだけ待ってて」と切り出されたのは、付き合いはじめて3か月足らずだったといいます。

“結婚”だけを心の支えに、耐え続けた日々

 それからは奥さんに不倫の事実がバレないよう細心の注意を払いながら、Aさんからの離婚報告を待っていたミナコさん。Aさんからも話し合いの状況がこまめに報告され、妻としてAさんの横に立てる日もそう遠くはないと感じていた矢先、事件が起こります。 「奥さんから会社の上司に『夫が社内の女の子と不倫している』との連絡が入ったんです。彼はすぐに呼び出されました。携帯を見られたのか、挙動でバレたのか……。嘘のつけない人だから、隠しきれなかったんでしょうね」  上司との話し合いの後、表向きは別れる形をとることにしたミナコさんとAさん。ミナコさんは会社を辞め、以前にも増して人目を盗んでふたりの時間を楽しむようになりました。 「奥さんとの別れ話は進めてくれていて、『離婚が成立するまでのガマンだから』っていつも言ってくれましたが、会える時間は格段に減ったし、メールや電話もほとんどできない状況で、彼との“結婚”だけが心の支えでした」

恋人の座を手にして見えてきた真実

 水面下で交際を続けながら、Aさんの離婚に向けて行動し続けていたミナコさんとAさん。半年が経ち、ようやくAさんの離婚が成立。晴れて妻の座に就くべく、堂々と交際をスタートさせることができました。ところが……。 「はじめこそ幸せいっぱいでしたが、甘えが出たのか気が緩んだのか、ケンカが増えてきちゃったんですよね。今まで見えていなかった彼の短所も目に付くようになって、急に冷めちゃったんです(笑)。結局、半年経たずに別れました。今思えば、“奥さん”という障害があって燃え上がっていただけなのかも」  その恋を教訓に「結婚相手は冷静にみて判断」し、今のエリート夫を捕まえたそうです。 「もうひとつ彼から学んだことがあります。それは、『不倫は本気にならず、上手に遊ぶこと』。今の夫は仕事が忙しくてあまりかまってくれないし、そもそもトータル的な幸せを考えて一緒になった人だから、相性や好みでいうとそれほどフィットしていないんですよね。だから、適度に遊んでますよ(笑)。本気にならず、バレないように……ね!」 “ひとつの恋が終わっても、何かを学べばいい恋だった”とはいいますが、それをどう活かすかで良し悪しは変わってくるような気がします。 <TEXT/千葉こころ PHOTO/Mystock88photo> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
千葉こころ
自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するアラフィフライター&編集者。 人生後半戦も夢だけは大きく徒然滑走中
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