バイク二人乗りで映画鑑賞!渋谷で一風変わった映画祭
10 月10 日(月・祝)、東京・渋谷で一風変わった映画祭が開催されます。その名も、「第1回シブヤガワ映画祭」。
なぜ「シブヤガワ」なのか。
「渋谷一帯を横断する渋谷川は、いつの時代も変化を受容しながらその存在を残してきました。そんな渋谷川のように、新旧の映画文化を取り入れながら、既成概念に囚われない新しい映画の観方=“映画観”を提供することで、人々と映画との接点を増やしていきたい」と語るのは、同映画祭の主催者。
映画祭では、200冊以上の辞書を所有する学者芸人・サンキュータツオと、大根が艶かしく喘ぐデバイス「セクハラ・インターフェース」や死者をロボットに憑依させる「デジタルシャーマンプロジェクト」などで知られるアーティストの市原えつこをキュレーターに迎えた映画の上映会を実施。鑑賞作品は当日までナイショとのことです。
「ナードな技術者の出て来る映画が大好きです」と語るキュレーターの一人である市原えつこは、「かなりキワモノのドキュメンタリーを放映することになりそうです。候補が2つ残っているのですが、どちらも新世界を見せてくれるものだと思います」と意気込みを語っています。
本イベントが面白いのは、屋上での映画鑑賞や映画の好みによる男女の相性マッチングなど、通常とは異なるシチュエーションで映画を楽しむプログラムも用意されているところ。
なかでも注目のプログラムは、「ドキドキする映画鑑賞の法則~二人乗りシートの心理学~by meeting point」。横並びに観るのが常識の映画を、バイクの二人乗りのように縦並びに座ってみたらどんなふうに観えるのか、また、密着して座る二人はどんな気持ちになるのかを検証するというもので、精神科医のゆうきゆうが心理分析を行ってくれるそう。

- サンキュータツオ
- 市原えつこ
バイクに二人乗りしながら映画鑑賞
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