アートもグルメも紅葉も…秋の「上野散歩」はこんなにステキ
美術館というと「アートを見に行くところ」と構えてしまう人もいるでしょうが、実は散歩やデートをするのにぴったりの場所。庭園や建物が美しい美術館もたくさんあります。
気候のいい秋。美術館でアートを堪能し、館内や近隣のおいしいレストランやカフェでのんびり過ごしてみては…。
世界遺産で話題の上野地区。上野恩賜公園は「上野の森」と呼ばれ、木々に囲まれているので、秋には美しい紅葉が楽しめ、アート散歩にはぴったりの場所。上野の森にある美術館は10軒以上で、自分なりにコースを決めるのもよし、行き当たりばったりで足の向くまま訪ねるのもよし。充実したひとときが楽しめます。
気がつけばずっと美術館に足を運んでいなかった…そんなあなたをどきどきさせるような散歩コースをお届けしましょう。
広々とした敷地に大きな野外彫刻が並び、アート気分を盛り上げてくれるエントランス。建物は大きく展示スペースはゆったりとし、山形の「天童木工」や北欧の名匠デザインの家具が館内を心地よく演出。展覧会は「アートへの入口」をコンセプトにセレクト・あらゆる方面の芸術を初心者や子どもにもわかりやすく楽しく提案してくれます。3つのカフェやレストランが併設され、ランチや休憩場所に事欠かないのも魅力です。
●レストラン「アイボリー」
美術館併設とは思えないほど、本格的で優雅な気分を味わえるレストラン。店名の通り、生成り色を基調にした店内は洗練され、ハイセンス。本格的な洋食コースが味わえますが、お茶やスイーツの休憩にも利用できるのがうれしい。ドリンク付きのブランチコースは¥2500(税抜)。写真はメインに人気の特製ローストビーフ(プラス¥750〈税抜〉)をセレクトしたもの。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=601023
■東京都美術館
JR上野駅(公園口)より徒歩7分
入場無料(観覧料は別料金)
http://www.tobikan.jp
近代建築の巨匠ル・コルビュジエが残した建物作品のひとつとして、7月に世界文化遺産へ登録されたのが記憶に新しい美術館。西洋美術に斬新な切り口で焦点を当てる企画展もすばらしいのですが、特におすすめなのが常設展です。フランス近代の絵画・彫刻を中心に収集した実業家・松方幸次郎の「松方コレクション」をはじめ、ルネサンス期から20世紀初頭までの貴重で価値ある作品を、時代の流れに沿って堪能できます。
●カフェ「すいれん」
ランチコースから、パスタ、オムライス、カレーなどの一品料理までとにかく食事のメニューが充実しています。ワインやビールなどのアルコールや生ハム、チーズといったおつまみをいただけるのもうれしい。写真は那須鶏とエビのトマト煮。サラダ、パンがついて¥1447(税抜)。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=601009
■国立西洋美術館
JR上野駅(公園口)より徒歩1分
\430(一般の常設展観覧料。企画展は別料金)
http://www.nmwa.go.jp/
世界遺産でホットな東京・上野を目と舌で味わう秋散歩
東京都美術館⇒美術館初心者のアート入門に最適


国立西洋美術館⇒西洋美術の大作を世界遺産の建物で


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