1日の食費・日用品の予算を2000円にして、毎日2000円をクリアブック(クリアファイルが一冊のブック状になっているもの)から取り出して残った小銭をレシートとともに戻す「
クリアファイル家計簿」。この家計簿法のうまみは、なんといっても「余った小銭」です。
ちなみに、その日に余った小銭を翌日の2000円に足して使うのはNG。あくまでも1日2000円内で食材や日用品を買い、月末まで一切手をつけないのがポイントです。ではこの貯まった小銭はどうするか? 貯金箱に入れるもよし。そのお金で豪華なランチに行くのもよし。使い方はフリーです。

「クリアファイル家計簿」を考案したいちのせかつみさんはこう言います。
「透明のポケットに小銭がどんどん貯まっていくのをみると、嬉しくなりますよね。『今月はいくら貯まるかな』『3000円貯めて、ホテルのランチに行こう!』とモチベーションも高まります。従来の家計簿は、残高が減っていく。でもクリアファイル家計簿は目に見えるお金が増える。そこが大きな違いですね」
ただ、余った小銭でホテルランチに行くか、貯金箱に入れるかで、貯金体質かどうかが分かりそうですね……。