阿川佐和子のシニア婚、“入籍しない”派の高須克弥院長はどう見る?
6月5日放送のTBS系「結婚したら人生劇変!○○の妻たち」で、漫画家・西原理恵子さんと高須クリニックの高須克弥院長の熟年交際が密着レポートされました。2人は、「入籍しない」と宣言している事実婚カップルです。
一方、作家でエッセイストの阿川佐和子さん(63歳)が先月入籍を発表し、話題になりました。お相手の元大学教授・S氏(69歳)は、高須院長とほぼ同世代。入籍しない派の高須院長は、阿川さんの“熟年婚”をどう見たのでしょうか。教えて、かっちゃん!

阿川さんの熟年結婚に、「希望がわいた」という人もいれば、「今から入籍?」と疑問に思った人もいるようです。「入籍しない」を選んだ高須院長としてはどうですか?
「どっちでもいいんじゃないの。
でも、籍を入れると大変だよね。特に、芸能人や政治家はそうでしょ。ちょっと他の異性とデートしただけで『不倫だ!!』と怒られたりするでしょ。独身だったら、芸者遊びしようが、何人の女性とつきあおうがスキャンダルになりようがないもんね。恋愛も浮気もし放題です」(高須院長、以下同)
院長、まさかそんな理由で事実婚を…?
「違うよ! 一般論です。僕はそんなことしませんよ。こわい彼女がいるんだから、絶対に浮気しません!」
ちなみに、そんなに大変な「入籍婚」を選ぶ理由って何だと思いますか?
「うーん。結婚するのが初めてだったら、『一度は経験してみたい』という心理が働いても不思議ではないかな。
あと、結婚してないといろいろ勘ぐられるんだよ。女性だったら『本当は処女なんじゃないか?』とかね。直接言ってくれれば否定できるけど、何も言われないのに否定するのもおかしいし。その点、結婚していると、釈明する必要がないからラクなんでしょ」
高須院長と西原さんは、入籍する可能性もあったんでしょうか?
「うちの場合は、2人とも結婚経験があるから事実婚にしたけど、もし西原が初婚だったら違ったかも。つきあっている彼女に『一度ぐらい結婚してみたい』と言われたら、男としては『イエス!』と答えるしかないよね」
そうなんですか?ところが、西原さんのほうも「事実婚がいい」と。
「うん。結婚という契約をしちゃうと、お金のこととか、わずらわしい縛りができるから嫌だと。縛りがないほうが、『好きだから一緒にいるだけ』というシンプルな関係で楽だよね。形式より、心のつながりのほうが大事でしょ」
確かに、結婚は「同居する義務」とか「婚姻から生じる費用を分担する義務」とかが法律で規定されています。高須院長と西原さんのように、それぞれ家があって「週3日だけ一緒に過ごす」とか、「家計も別々」というスタイルなら、入籍しないほうがいいですよね。
(一方で、入籍したほうが、破局したときに法律でしっかり権利を主張できるメリットがあります)。
西原さんいわく「結婚しないことが、長持ちの秘訣」とか。シニアでなくても、自立した2人なら「事実婚」という選択はアリかもしれません。
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。著書多数、近著は『ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』
<TEXT/島影真奈美>
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どっちでもいいけど…籍を入れると大変だよ
西原さんが結婚したい人なら、してたかも

高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など