ふとした一言でムッとする彼…男性にうまく伝わる話し方とは?
彼のことを思うからこそ、傷つけないように気を使って話しているのに、「ちゃんと言わなきゃわかんねーよ」なんて言われたらムッとなりますよね。でもそこで「わかるでしょ、バカじゃないの!?」と応戦していては、ふたりの関係はギクシャクするばかり。
そこで今回は、作家で心理カウンセラーでもあり、サラリーマンとしての実体験と豊富なカウンセリング実績を活かした、人づきあいにおける実践的なアドバイスで高い評価を得ている五百田達成さんに、恋人同士の話し方について聞きました。(以下、コメントはすべて五百田さん)
アラサー女性のなかには、交際開始=結婚への秒読みと思っている人もいるのでは? でも、まだ結婚したくないと思っている男性は、女性が結婚を焦っているとわかると、逃げてしまう可能性も。そういう男性には「いつかしたい」という言い方が正解です。
したくないわけではないけど「そのうち」というニュアンスを残すことで、男性が「そのうち」という未来を考えるきっかけにもなります。
そんなのんびりしていられないという人は、プロポーズして欲しいとストレートに彼に伝えてみましょう。
「ただし、女性がリードするのはあくまでもふたりの関係性。結婚するのか、しないのか、彼がどういうつもりでいるのか、それだけを聞き出します。そのうえで、『プロポーズもちゃんとしてね』とお願いすればいいのです」
プロポーズをして欲しそうにしているだけでは、男性は察しません。察しても気づかないふりをする男性もいます。プロポーズをして欲しいと、なんとなく態度で示そうとしている時間は無駄なのです。
男性は「あなたって、そういうところあるわよね」といった感じに、分析されることを嫌う傾向があります。どこか上から言われている気持ちになって、プライドを傷つけられるからです。めんどくさいですね。
もし男性の欠点を指摘したときは、最終的に褒めてフォローするのが、モメないコツ。
「あなたって頑固よね」⇒「でも、それだけ真面目ってことだもんね」
「どうしてそんなに臆病なの?」⇒「私はそういうところも好きだけど」
「とっさにそんな言葉出てこない!」というときは「いい意味で」が便利。「あなたって頑固よね、いい意味で」という具合にゴマカしましょう。
「男性に対するアドバイスや分析なんて、男性が腹を立てることはあっても、耳を貸すことはありません。でも、もし言ってしまったら、無理にでも『いい意味で』で終わらせて、短所を指摘したのではなく、長所を褒めたのだと思わせましょう」
欠点を指摘されたぐらいで、腹を立てたりしない器の大きさがほしいものですね(お互い様ですが)。

「結婚は、いつかしたいって感じかな」

男性の欠点を指摘して、ケンカにならない対処法

1
2